はじまり
フォロワーさんのこのTweetを見て、行ってみようと思いました。
実は今月発売されたサイスポ10月号にわたくしが案内人として掲載されてます!
— へたれのT (@hetaranger_002) August 29, 2021
関西の方々が普段何気なく走っている淀川の源流を探しに行きます。
源流探しの旅は思わぬ発見や出合いがたくさん!
そんな内容になっています。
涼しげな内容たっぷりの10月号!オススメです!#サイスポ#サイクリング pic.twitter.com/d3aPF4X0jU
そのためには午前4時に自宅を出発。JR吹田駅で午前5時8分発京都行に乗車します。
乗り換え案内アプリだと表示されないのですが、京都駅で4番線に到着、2番線の米原行に2分で乗り換えます。先頭車両だと乗り換えし易いですね。
この始発の利用は2度目です。
そして、JR米原駅に午前6時50分に到着。
午前7時には出発準備完了です。
もしかしたら200kmを超えることになるので、リムカーボンロードであるTimeを持ってきました。軽いと輪行も楽ですね。改めて思いました。
さて、滋賀県と福井県の県境にある栃ノ木峠を目指すには、JR米原駅から直ぐの国道8号線を走れば最短ですが、米原まで来てるんだから、琵琶湖沿いの「さざなみ海道」を走ることにします。
休日の午前7時台は車両も少なく走りやすいですね。
長浜城 本丸跡で記念撮影。
*新型コロナウイルス対策で閉鎖されております。
散歩のおじさんが記念撮影してくださりました。
長浜市木之本へ
長浜城 本丸跡から、県道44号線(木之本長浜線)から国道8号線で真っ直ぐ北へ。
右手に一際高い伊吹山が見えます。
姉川に掛かる橋で大量の鳥を発見。
長浜市木之本に到着。
木之本といえば、「つるやパン」がローディーには有名です。
JR木之本駅横の踏切を渡り。
石畳を上ってゆけば。
北国街道木之本宿の交差点
交差点から直ぐに「つるやパン」がありました。
時刻は8時10分。この日は日曜日。
日曜日は午前9時開店と知ってました。名物サラダパンは次の機会としましょう。
北国街道木之本宿の交差点にある「角屋」という和菓子屋さんは開いていたので、どら焼きと六方焼きを補給食として購入しました。
ここから先、栃ノ木峠を越えて、敦賀市内まで自販機はありましたが、お店は見かけなかったです。
北国街道木之本宿の交差点から旧街道跡を北へ。
北陸自動車道の賤ヶ岳サービスエリアが利用できるので、補給にいいかもしれませんね。
すっかり秋ですね。
余呉湖を過ぎると上りが始まります。
あまり経験がない、緩やかなまっすぐな上りが延々と続きます。
国道365号線と県道140号線の分岐
県道140号線は柳ヶ瀬トンネルを通り敦賀市内まで行くならこっちが早いようです。
そして国道365号線は、広々とした道を延々上り続けます。
道路下に見える余呉川に沿う旧道です。
入り口は閉鎖されていました。
そして、このルート最大の難所だと思った「椿坂トンネル」です。
1842mの長さがあります。
真ん中あたりで曲がっているため、中央にはみ出し注意のポールが立っています。
ラバーポールというのかな。
上りということも相まって、自転車は速度が上がらないし、車ははみ出して追い抜けない!!ということで、とても気を使う場所でした。
たまたま、追いつかれた車は1台だけだったので、合図して先に行かせましたが、トラックだとムリポですね。
椿坂トンネルを抜けるとようやく下り。
椿坂トンネルを振り返ってみたところ、路面はきれいだし、明るいのでいいトンネルだとは思います。
この辺りは余呉高原といわれるところかな?とても走りやすい高原道路でした。
余呉高原スキー場の第2駐車場を過ぎ。
案内板が見えてきました。
余呉高原リゾートに到着。
バギーのトライアルを体験できるようです。
そしてこのリゾートの入口から100mほどで
栃の木峠に到着
最初の目的地 栃ノ木峠に到着!!
栃ノ木なのか栃の木なのか。
標高537mに大きな栃の木があったのが、この峠の由来とのこと。
案内の左手に15kmの基幹林道があるそうです。
大雨が続いたこの時期にちょっと冒険はできませんでした。
そして案内の手前に、毛まみれの動物のフンが落ちてました。
こんなのは初めて見た。
国道365号を進みます。
ここから福井県
滋賀県側と違って、グネグネの下りが続きます。
うん、これはディスクブレーキの方が安全です。
峠を上った感は、福井県側に軍配が上がりますね。
お二人のローディーとすれ違いました。
国道365号から国道476号へ。
敦賀市内方面へ向かいます。
木ノ芽峠トンネル。
この上を栃ノ木峠からの基幹林道が続いているようです。
しばらく敦賀市内まで下り続けます。
所々路面が良くないので、吹っ飛ばないように気をつけましょう。
JR敦賀駅
そしてJR敦賀駅前に到着。新駅舎が右手に出来ていますが撮り忘れ。
よく知らないおじさん像と記念撮影。
おじさん誰??
敦賀市内散策
敦賀駅到着時点で、午前10時10分でした。
今回のライドの大きな目的は、ヨーロッパ軒でカツ丼を食べる!!というものです。
総本店は福井市内にありますが、敦賀市内にも「敦賀ヨーロッパ軒本店」があります。
場所を確認!!
ヨーロッパ軒のオープン11時まで、敦賀市内を散策しましょう。
敦賀市立博物館
博物館通りにある造り酒屋?
入り江と敦賀港大橋
金ヶ崎緑地から見た敦賀港
敦賀赤レンガ倉庫
念願のヨーロッパ軒でカツ丼を!!
そして開店時間になったので、敦賀ヨーロッパ軒本店にやってきました。
いろいろなカツを味わおう、ということでミックス丼を注文。
来てよかった、大満足!!
注文して5分ほどで食べることが出来たので、時間のないローディー向けですね。
11時30分には順番待ちになっておりました。
さて、敦賀市内から三方五湖へ行こう。と走り出したものの、土地勘がないため少し苦労しました。
国道27号線を通ればいいやと思っていたのですが、途中自転車通行禁止となり、県道225号線の関峠を越える必要がありました。
でもこの関峠を越えると
若狭湾が目の前に広がったので、よかったですね。
若狭湾と三方五湖
国道27号線から、県道225号線へ。
若狭湾サイクリングルートのブルーラインが引かれているので目印として走りやすいですね。
いきなり見えた久々子湖(なんて読むんだ)
自転車通行禁止のレインボーラインの入口。
年に一度のイベントでは自転車で上ることができるそうです。
こちらは日向湖かな。
道路と水面がかなり近いとは思いましたが、三方湖の方がもっと近いようですね。
輪行で帰宅することに
この時点で午後1時。
スタート時点では、小浜~南丹美山を通り自走して帰るつもりでした。
ですが距離を調べると残り130km超。(6時間半から7時間の目安)
うーん、帰れないことはないけど、どっぷり日が暮れて晩御飯に間に合わないな。ということで、輪行で帰宅することにしました。
東舞鶴~福知山のルートだと無駄に時間と料金が掛かる。
敦賀に戻って北陸本線で輪行も面白くないので、国道27号線から国道303号線で滋賀県の近江今津付近から輪行することにしました。
ということで、以前通った「若狭鯖街道熊川宿」
冷えた葛饅頭が美味しかった記憶があります。
近江今津駅に到着したタイミングで、列車が出発。
もうちょい走ろう、ということで湖岸道路を走り。
高島市内へ引き返し、JR新旭駅から輪行で帰宅。午後5時過ぎに自宅到着。
おしまい
初めてのルートで初めての場所、ワクワクしっぱなしでした。
フォロワーさんは淀川の源流を探しに行かれていました。
僕の場合、栃ノ木峠を越えて、敦賀ヨーロッパ軒でカツ丼を食すのが目的でした。
始発で出発したものの、敦賀市内、三方五湖と欲張りすぎました。
水晶浜も訪れてみたかったですし、三方五湖は二湖しか回っていません。
念願のヨーロッパ軒に行けたのが嬉しかったです。また、行きたいですね。