この日本一長い半島 佐田岬半島のルートが、この旅でもっともキツイと感じた区間です。
佐田岬灯台から、三崎港を越えて、ずっとブルーのサイクルラインが引かれています。
ただ三崎港からの上り、三崎トンネルをサイクルラインは通らず、旧道の峠道へ案内してくれます。
なかなかキツし!!
こんな景色も見せてくれるので、それなりにいい経験でした。
このように景色がいいということは、アップダウンがあるということです。
佐田岬メロディーラインと呼ばれ、佐田岬半島の頂上を繋いでいく国道197号線。
道路に掘られた溝により「みかんの花咲く丘」をクルマのタイヤが奏でる箇所がありました。この辺りだったかな
道の駅 伊方きらら館で休憩。
三崎港から24kmの距離です。
ここまでほぼ信号なし、あったのは稜線から見えるきれいな海と、アップダウンのみ
自宅土産に、何種類か送りました。
そうしたら、「みかんの味が濃いすぎる」とのこと。なんじゃそりゃ!
自分は限定サイダーで糖分を補給。
ここまでご飯を食べてないですね。
この佐田岬メロディーラインに沿って、ブルーのサイクルラインが敷かれているのですが、ラインの先に「登坂車線」という表示があると、「またかぁーー」とげんなりしました。
遅い車のための車線ということは、自転車にとって斜度はキツイということですね。
三崎港から走り続けて33km。
国道197号線は、八幡浜市内に向かうのですが、僕は瀬戸内海側(北)へ国道378号線を走ります。
国道378号線の長いトンネル(贅女トンネル・喜木津トンネル)を抜けると、そこは瀬戸内だった。
国道378号線は「夕焼け小焼けライン」と呼ぶそうな。
佐田岬メロディラインの苦しさが吹き飛ぶ、気持ちの良い道路となりました。
ホントしんどかったことを忘れました。
道路沿いにスペースが有って、バイク乗りのおじさんと会話。
「向こうの島はもう広島ですか?」
「まだ山口県だよ。今日は霞んでるね。」などなど
こんな鳥居もありました。
国道378号線で一級河川 肱川を渡っている(新長浜大橋)ところで右側に赤い橋が見えたので立ち寄ることに。
行き過ぎちゃった。
長浜大橋(赤橋) - 大洲市観光情報 - 大洲市ホームページ
神楽坂つむりさんも訪れておられましたね。
【八幡浜〜道後温泉】絶品塩パンとバスキュール式道路可動橋【松山港〜宇品港】 - 2019年4月 国東半島ツーリング
そして、長浜大橋を訪問する際に見かけた、和菓子のお店
長浜志ぐれが名物とのこと。
*稲田製菓さんのホームページより
写真を撮り忘れたのですが、羊羹とおもったら、もっちりと弾力があり、これまで味わったことのない美味しさでした。
そして伊予市へ。
立ち寄ったのは、国道 378号線沿いにあるという、日本一海に近い駅「下灘駅」
連休中ということもあり、とても多くの方がおられました。
国道378号線より見上げた駅。
そして松山市へ。
若者ローディ二人と一緒になり、松山市内へついていくことに。
「松山の名物ってなに?」と質問して、散々困らせてしまいました。
「坊っちゃん団子、ちらし寿司、鯛めしくらいでしょうか?」とのこと。
「ありがとーー」と重信川の辺りでお別れしました。
彼らは、東温市から三崎港までの往復ライドをしたということです。
松山市内の岩手川
伊予鉄道横河原線の一両編成。オレンジが鮮やか。
そして道後温泉地区へ。
この日のゴールをここ「道後温泉」にしました。
耐震工事中なのね。
撮影後、少年が「変なロードバイク」と心の声をダダ漏れにしていましたが、「グラベルロードというんじゃよ」と説明していたら、ご両親に連れて行かれました。
地元では有名な「大黒屋」で、鯛釜飯をいただきました。
美味しかったです。
九州・大分県臼杵市を日の出前に出発し、四国最西端の佐田岬を巡って、愛媛県松山市の道後温泉まで、バラエティ豊かな一日でした。
どこの場所も思い出深くて、いいところでした。
いよいよ翌日が最終日です。