はじめに
1年と少し前に書いた「ismはいいぞ!!サドルの話」の記事が、このブログの注目記事として、常にアクセスがあります。 hiro32c.hatenablog.com
サドルに困っておられる方がやはり多いようで、ism サドルをググると3番目にヒットします。
自分に合ったサドルを探し続けて、彷徨うことをサドル沼とも呼ぶようですが、ismのサドルにしておけば全て解決と常々思っているので、サドル沼については、鼻で笑い飛ばしていたのですよ!!へへん!!
ところが!!
ああ、いつの間にかフレームより、ismのサドルの方が数が多くなっている!!
これがサドル沼ちゅうやつか!!
ということで、手持ちのismのサドルの紹介をしましょう。
ism PR1.0
Birdyのサドルとして使用しています。
ドシンと体重を掛けても十分なパッドの厚みが、快適さをキープしてくれます。
wiggleの商品紹介にも
PR 1.0 は、快適さの概念を一変させる PR シリーズの新商品です。 PR は、Performance Recreation の略です。完全レース仕様のバイクではなく、ハイブリッドバイクでの快適さを追求して作られたサドルです。
カテゴリ: Performance Recreation
長さ: 245mm
幅: 130mm
パッド: 50 シリーズフォーム
レール: サテンスチール
Wiggle 日本 |サドル ISM - PR 1.0 サドル
このようにコンパクトなサイズかつ、後部がフック状になっている(トライアスロンでバイクハンガーに引っ掛ける)ので、オルトリーブのようなアタッチメントは取付できません。
取り付けることはできるかもしれませんが、ポジションが制限されます。
サドルバックはこのようなタイプを使わざるを得ません。
パッドの厚みは50㎜あります。
のんびりした快適ライドにいいのではないでしょうか。
これより厚み(60㎜)のPR3.0もあります。
ism PR2.0
前出のPR1.0よりパッドの厚みが10㎜少ないもの。デザインが変わっていて好みが分かれるかも。
PR 2.0 は、Century モデルにヒントを得て製作された、最新サドルです。 PR 1.0 に比べ、フォーム・ジェルパッドが改良されており、レース風のグラフィックが施されています。
カテゴリ: Performance Recreation
長さ: 250mm
幅: 130mm
パッド: 40 シリーズのフォームとジェル
レール: サテンスチール
Wiggle 日本 |サドル ISM - PR 2.0 サドル
サイズは、PR1.0と同じ
PR1.0と同じくコンフォート系ですが、ロードバイクでも十分活躍できます。
PR1.0では、オルトリーブのアタッチメントは取付が厳しいと書きましたが、サドルクランプの形状によっては、取付可能です。
ism PM2.0
吟味に吟味を重ね、購入したモデルです。
ロングディスタンスイベントや24時間耐久(と書いてあるんだろう英語で)の言葉で購入しました。
まあ、マウンテンバイク用だったようなのですが。。。
The ISM PM 2.0 saddle is new for 2016, and is an update of our Peak mtb saddle. It incorporates a rounded and sloped rear end, allowing the rider to move up-and-over the back of the seat on technical trails.
The ISM PM 2.0 also excels at long-distance events, such as 24-hour racing. With long hours in the saddle, nobody wants to go numb – and this is your perfect weapon.
Like all ISM saddles, the PM 2.0 ISM mountain bike saddle is nose-less and designed to remove pressure from soft tissue, ensuring maximum blood flow, no genital numbness, and a healthier, more enjoyable ride.
Features:
Sloped rear for clearance on technical trails
Same basic design as the popular Performance Short models
Features:Category: Performance Mountain
Length: 255mm
Width: 135mm
Rails: Chromoly
Color: Black
Padding: 30-Series Foam and Gel
ISM PM 2.0 Saddle | ProBikeKitジャパン
PR1.0、PR2.0シリーズと異なって表面が滑りやすい素材かつ、全長が長いので、ライド中にお尻をずらして姿勢を変え易いです。
後部のフックもあるのですが、全長が長くレールも長いので、オルトリーブのアタッチメントは使用可能です。
パッドの厚みが30mm。
ismの形状のおかげか、ロングライドで痛みが出ることはありません。
椿ラインもこのサドルでした。なんら問題ありません。
ADAMO Brealaway
2番目に購入したismのサドルで、現在のismサドルシリーズへのリニューアル前のモデルです。
MUMEに取り付けていました。約3000㎞は乗っています。
Adamo Podium と同じ生物力学的デザインと形状が採用されたサドルです。 違いは、ライドの快適性を向上するためにフォームパッドとジェルを多めに追加したことです。 このサドルに乗れば、先頭集団から抜け出せるでしょう。
カテゴリー: Performance Long
長さ: 270mm
幅: 135mm
パッド: 30 シリーズフォーム・ジェル
レール: チタン製アロイ
全体的に硬いのが特徴ですが、 過去最長250㎞のロングライドでも 痛みが出ることはありませんでした。
後部フックが無く、オルトリーブのアタッチメントを取り付けることが容易です。
座った印象は、ペタンとおしりがくっ付く感じです。
このホワイトは汚れが目立つのですね。
ADAMO Brealawayは、販売終了品なので、海外通販では入手不可能ですが、某ウエムラ〇イクル梅田店には在庫がありました。(2019年6月時点)ちょっとお高いですが。
ですが、最近お尻にしっくりこなくて、MUMEはPR2.0に取替ました。
ism PL1.1
TIME Fluidityに取り付けている現在のメインサドルです。
2016年モデルの PL 1.1 は、ISM で人気の高い Prologue サドルの最新モデルです。グラフィックが新しくなりました。 他の Performance Long タイプと同様に、全長は 270mm で、後部は 135mm と大きめです。クライムで後ろ乗りをするライダーに適しています。
長い形状により前後の動きが可能
Performance Narrow タイプよりも後部が幅広
パッドが最も厚いのは Performance Long タイプ
ヒルクライムで後乗りする方用と紹介されていますが、僕は前乗り派ですが、問題なし。
ismの特徴である後部フックが無いので、オルトリーブのアタッチメントとCateyeのリアライトアタッチメントを併用できるので、便利です。
座面も広く、滑りやすい素材なのでライドの状況に合わせ、お尻をずらしやすいです。
PL1.1を購入する前は、PR2.0を使っていました。
並べてみるとこれだけ違いがあります。
現在のまとめ
ロードバイク用ベストサドルはPL1.1
PL1.0もありますが軽量レール採用による価格差でこちら。
フォールディングバイク用ベストサドルはPR1.0
50㎜のパッド圧は快適です。
PNシリーズやPSシリーズのラインナップもあります。
これ以上サドル沼に嵌らないように、無駄な衝動買いは控える必要があります。
なお、ismのサドルのセッティングですが、僕の場合高さだけは調整しますが、左右の調整をすることはしておりません。
大きな声で言おう、(重さを気にしなければ)ismはいいぞ!!っとな
追記:良いところ、良くないところ
タイトルが「ismのサドルの良いところ、良くないところ。」と書いているものの、そのあたりを触れていなかったので、まとめます。(2019.07.05追記)
★良いところ
とにかく痛くない!!
ち〇この下がジーンと痺れてくると、楽しさなんて吹っ飛んでしまうので、ロードバイクに乗り始めて早い段階で、ismサドルに出会ったのは幸いでした。
これほど長くロードに楽しく乗れているのは、サドルのことで悩む必要がなかったというもの要因の一つでしょうか。
四日市の理系整体師さんのブログのおかげです。感謝!!
★良くないところ
「悪いところ」とは書かないのは、いずれのサドルにも満足しているからです。
1)後部フックが邪魔
PR1.0やPR2.0は全長が短いので、サドルレールが当然短くなります。
オルトリーブ系のサドルバックのアタッチメントを取り付けようとすると、後部のバイクハンガー用のフック形状は邪魔です。
秒単位で競うトライアスロンでは、バイクハンガーに前掛けするか、後ろ掛けするか、それが結果につながるとabenovaのトライアスロンをしている店員さんが言ってました。
全長が長いPL1.0もしくはPS1.0シリーズであれば、アタッチメントを取り付ける余裕があるので、ロングライド向きではないでしょうか。(PL1.1は後部フックがありませんし)
2)重量が重いのかな。。。
間違いなく軽量サドルではありません。
軽量化なんて己の体重を減らすのが一番の近道と思っているので、サドル重量を図ることすらしていませんが、、、、
3)お高い
いずれのサドルもお高いです。
海外通販で、一万円前後の価格で手に入るときに購入しています。
声を大にして言おう、(チン〇の下が痛くないので)ismはいいぞ!!
ISMのエントリーシリーズはこちら