
GW3日目の四国旅ですが、西条市(オレンジフェリーの東予港近く)に宿泊するので、2年前に訪問したUFOラインを再度走ってみようと考えました。
が、2つほど懸念が、、、、
1点目は初日のパンクの影響
チューブレス修理キットで対策したので、昨日の130kmではまったく影響ありませんでした、ブチルチューブも2本携帯しているので、大丈夫でしょう。
2点目はパニアバックが重い

左右合わせて、少なくとも10kgはあります。
平坦路や、少々の登坂は大丈夫なのですが、やはり重い。
この3日で使わなかった服や小物類を宅配便で送ろうかと思ったのですが、結局そのままです。
天候は悪くない、UFOラインまでは西条市のホテルからは距離は約50km。
海面近くから標高1700mまで登るから、6時間あれば行けるよね。
年齢、天候、自転車の状況を考えると、行けるなら行くしかない!!
ということで午前4時過ぎに出発です。
国道11号線で西条市を東進。
JR石槌山駅の南に石鎚神社があります。
西日本最高峰の石鎚山を祀る神社に立ち寄ってみました。

午前5時過ぎなので、静まり返っています。

国道194号線そらやま街道で高知方面へ南進するのですが、金子商店の自動販売機を通り過ぎると、UFOラインを越えた「山荘しらさ」まで何もありません。
UFOラインへの登り口である寒風山トンネルを通り過ぎて、道の駅木の香まで行けば一応は補給できます。
この先補給地点はありません。


国道194号線の「もうじき高知」案内




25km走って標高500m
寒風山への分岐 石鎚神社から1時間30分掛かっています。
2年前はここを通り過ぎ、寒風山トンネルを抜けた先の登り口を通りました。
こんなグネグネ道なんですね。
ワクワクしますね。





やってきた西条市が彼方に見えます。

ようやく桑瀬峠の寒風山隧道に到着です。
国道194号線の分岐から1時間15分
標高1100m付近です。


寒風山隧道を通り抜けると、駐車場があります。
ここがUFOラインの入口です。


ライブカメラがあるので写ってスクリーンショットを撮ろうと思ったのですが、auは電波が圏外でした。
天気情報・ライブカメラ | 石鎚山・石鎚山系公式|石鎚山系連携事業協議会

バイカーさんに撮ってもらいました。
次はエンジン付き車両で来るかもしれない。
土小屋手前のよさこい峠まで24kmあるのね。遠いね、、、
寒風山の駐車場から少し平坦ですが、徐々に登りが始まります。

残雪もありましたね。



2年前は霧雨の中登ったのですが、この日は晴天です。

寒風山駐車場から、10km少しを1時間30分掛けて標高1600mのUFOラインが一望できる場所へ到着。
スタートから5時間30分で到着しました。

いやあ、来てよかった!!


トラブルもなく計画通りに到着して、一安心

よくぞ登った!!
麓の金子商店の自販機で購入したコーヒーで乾杯


一息ついて、土小屋まで進みます。




UFOラインの展望所が一番高い場所ではなく、まだだま登るのですが、天気は最高です。

吉野川の源流付近

瓶ヶ森 男山の登山口
瓶ヶ森展望所・石鎚山系鳥瞰図
ここから見える「子持ち権現」が特徴的です。
山荘しらさを過ぎ、石槌山(だよね)が展望できる場所。
この先尾根沿いを進むのね、というのがよく分かります。

よさこい峠にようやく到着。
こっちからやってきて
ここから3kmほどで土小屋です。
山伏姿の方が歩いていて、法螺貝を吹いていました。
本当に鳴るんだ!!と思いました。
土小屋ゲートに到着。


モンベルショップがあって助かります。


ジビエ(イノシシ肉)のホットドック。
脂の旨味が効いていて、体に染み渡りました。

奈良県吉野郡の実家にほど近い、天川村洞川で作られている陀羅尼助丸が売っています。
修験者つながりなんでしょうね。
モンベルショップから眺めていると、ブロンプトンで登って来られた方がいて驚きました。
さて、この日の宿は松山市にあります。
80km先を目指して進みます。下り基調で楽だろうと思ったのですが、、、、

石鎚スカイラインを標高800mほど下ります。

面河渓が石槌スカイラインの上りのスタート

面河ふるさと市場という道の駅っぽい場所があったのですが、混雑してたので素通りしたら、その先何にもありません。
東温市へ抜ける黒森峠への分岐
久万町を抜けるルートを選んだのですが、アップダウンでこれが大変



補給場所がないんですね。

ようやく国道440号線に合流
自動車は三坂トンネルへ行くのですが、歩行者・自転車は通行不可なので、旧道である三坂峠を越えます。標高720mあります。


こっちから登ってきて
ようやく松山市へ
久万町から標高400m からの上り下りの連続でした。
松山市街地が一望できました。

国道379号線で松山城までひたすら真っすぐ
せっかくなので、松山城を徒歩見学。
こちらも結構登らされます。
残念なことに午後4時30分を過ぎていたので、天守閣は入れませんでした。




蛇口からでるみかんジュースをジョッキで乾杯
うーんビタミンが染みる。
その後、ホテルにチェックインし、徒歩で鯛めしを食べにいったのですが最高でした。



2度目のUFOラインは、目算通り訪問することができました。
天気が最高に良くて、行って正解でした。
石槌山の土小屋から松山までの80kmは特筆すべきこともなく、単調な道のりでした。
標高1700kmまで登って下って150km。
体に疲労が蓄積しないのが、クロモリであるTADA車のいいところじゃないでしょうか。