はじまり
宇和島のホテルで宿泊した翌朝
JR宇和島駅からスタートです。
昨夜は雨が降り続いていましたが、朝方には降り止み路面が濡れている程度です。
国道56号線で四国最南端の足摺岬を訪問します。
ふと見かけたパン屋さん「メゾン・ド・ソレイユ」
朝7時からオープンしているので助かりました。
きなこ揚げパン、白玉団子あんぱん、クリームパンを購入。
宇和島市を流れる岩松川に映る景色がきれい。
水は濁ってますけどね。
海!!
豊後水道が見えた。
愛媛県愛南町
宇和島駅から25km走って、愛媛県愛南町へ。
3つ並んでいるのはなんだろう?
これだったんですね。
愛南町の僧都川の橋の上より、
国道56号線を外れ、県道34号線(平城高茂岬線)へ。
突風の向かい風で進みません。
約4kmほど走って馬瀬公園へ。
念願の紫電改展示館訪問
この日の目的地の一つである「紫電改展示館」に到着しました。
午前9時の開館前でしたが、見学できました。
紫電改(しでんかい)展示館 - あいなんゾーン - 南レクへようこそ!
兵庫県加西市にある紫電改実物模型は何度か訪問していますが、実際に空戦を繰り広げていた機体は、なんだろう。重みが感じられました。
いろいろ思うことがあり、言葉にできないので写真だけ。
一時間ばかりの滞在でしたが、ぜひ訪問してみたいと思っていた場所だったので感無量です。
そして紫電改展示館の前から眺めることができる豊後水道の景色(豊後水道だよね・・・)
宿毛市で高知県入り
愛南町で再び国道56号線に戻り、しばらく走ると宿毛市に入りました。
国道沿いに見かけたこの「アイスクリン」。
暑いわけではないのですが、思わず立ち寄りました。
そうかここはもう高知県なんですね。
少し年上のお姉さまといろいろ話していましたら、ちょっとオマケしてくれましたよ。
宿毛市で国道56号線は、西へ向かい四万十町に至るのですが、国道321号線で南下、大月町を通り足摺岬を目指します。
この国道321号線は海岸線ながら、それほどアップダウンがなく助かりました。
吐崎展望台
結構景色が楽しめる場所です。
このあたりの海岸線は足摺サニーロードとのこと。
走っていてなかなか楽しいです。
竜串(たつくし)海岸
足摺海洋館などが新たにオープンして、観光施設として整備されています。
海岸を散策している人も多かったですね。
土佐清水市の足摺岬へ
土佐清水市内から足摺岬へ。すごく漁港ですね。土佐清水のサバ、宗田節が有名ですよね。
この土佐清水市浦尻の交差点から県道27号線で時計回りと反時計回り、どちらでも足摺岬に到着します。
ブルーのサイクルラインは時計回りを案内していましたね。
ですが、西の海岸線沿いの反時計回りルートを選択。
走ってみて分かりましたが、時計回りルートの方が起伏が少ないです。
が、反時計回りだとこのような場所が。
スルーするのはもったいないということで、寄ってみました。
中浜万次郎生家(ジョン万次郎生誕地)
すごく狭い路地に中浜万次郎氏の生家が復元されていました。
ここで写真を撮っていたら、散歩されていた地元の90歳の方といくつかお話を。
この防潮堤は昔は無かったこととか。ジョン万次郎の碑はもっと小さかったとか。
防潮堤を越えた砂浜。
ジョン万次郎=中浜万次郎さんは、土佐清水市中浜出身の万次郎さんということなんですね。
ようやく、この日の目的地足摺岬付近へ。
足摺温泉の「万次郎足湯」が観光協会になっているのかな。
白山洞門
予備知識になかった白山洞門という観光名所があるというので、寄ってみました。
灯台さえみればいいや、と思っていたのですがせっかくなので。
結構下って白山洞門へ。
ドーーン!!
足摺岬灯台と四国最南端
駐車場から足摺岬灯台への遊歩道は、覚悟していたのですが、拍子抜けするほど短い。
四国最西端の佐田岬はすんごく歩きましたが、四国最南端の足摺岬はめっちゃコンパクト。
四国最南端の碑を記念撮影。
中浜万次郎氏の銅像。
足摺岬からグルっと回って、土佐清水市浦尻の交差点に戻りました。
25kmの距離でした。アップダウンはあまりありませんでしたね。
四万十市へ
土佐清水市街地から国道321号線でこの日の宿泊地「四万十市」へ。
実は土佐清水市から四万十市へ向かう国道321号線にはあまり見どころがありませんでした。
大岐海岸は砂浜が美しいとオレンジフェリーの観光パンフレットに紹介されていました。
サーフィンを楽しまれている方々が居られました。
四万十川
20km少し走って、四万十市の四万十川へ。
すげえデカい!
四万十市と四万十町をごっちゃにしてしまうのですが、18年前に中村市から四万十市に市町村合併があった大きな街でした。
土佐くろしお鉄道の中村駅へ。
この日のゴールとしました。
おしまい
前日は雨の中130kmほど走りましたが、この日は明け方に降り止みレインウエアを着用する必要がなかったので、幸いでした。
愛南町の紫電改展示館には訪問したいとずっと思っていたので、実現できたことはうれしい限りです。
180km走りましたが、このルートだと大きな峠はなかったので、意外と楽な旅立ったように思います。