ロングライドいったきり

話し出したら長くなるのですが、近くの自転車屋さんが閉店してしまってしょうがないので、自分で修理を始めたら、意外とできるやん!!からロードバイクに手を出してしまいました。あ、簡単に書けた。。。

2017年紅葉の吉野紀行:(3)国道309号線の絶景 みたらい渓谷から行者還トンネル、ナメゴ谷

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【目次】

はじめに

ふと国道309号線のことを分っていなかったのでWikiを読みますと、三重県熊野市の小阪交差点を起点とし、大阪府大阪市平野区馬場交差点までの、総延長124kmの国道とのことです。

12月から翌3月までは冬季閉鎖だそうです。おお!!

国道309号 - Wikipedia

秋のもっとも美味しい時期に訪れたことが、分りました。

 天川村:みたらい渓谷

洞川温泉かは、県道21号線を5kmほど、下り続けると天川川合の交差点に出ます。

天川川合交差点から国道309号線を川沿いに進むと、直ぐにみたらい渓谷です。

 

もともと駐車場所が少ないので、駐車場所を別に確保して、無料シャトルバスを運行されていたので、このあたり、路上駐車はありません。

観光協会の方もよく考えられていますね。路上駐車がいっぱいだと、景観が台無しですもんね。

なので、歩いて観光しておられる方に注意して走ります。

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川幅も広く、岩も大きいですね。


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2kmほどで、みたらい休憩所があり、この日は売店を出されていました。

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おでんとおにぎりを購入。

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ここからさき、40kmはお店だけでなく、自動販売機もありませんでした。夏場に訪れる時は気を付けましょう。

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山を見上げるとこのように圧倒される紅葉です。

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奥に見える全体が紅葉している山へ向かうのかと、ワクワクしました。

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うん、すごい!(なんという誤謬力のなさ、、、、)

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これはまた、きれい。

奥に見える尖った山とこんもりした山は、なんだろうと気になります。

弥山だろうか、八経ケ岳なんだろうか、まったく、勘違いしているか?そんなことを考えるのも楽しいですね。

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吊り橋があったので記念撮影。

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吊り橋の上から。

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吊り橋の下

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久しぶりに案内がありました。

真っ直ぐ進むと行き止まりの「神童子谷林道」のようです。沢登される方には有名な場所のようです。

グラベルロードに手を出してしまいそう。

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渓谷から山へ

ここまで、まったく上りらしい坂もありません。

ただただ紅葉に見とれていて、歩みが進みませんでした。

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橋を渡ると登りが始まります。

でも、負荷が掛かるような、坂はありません。

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また、趣のある吊り橋、この奥でバイクをデポしてトレッキングされている方がいらっしゃいました。

どこまで行かれたのでしょうか?距離的に行者還岳かな。

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吊り橋から上を見ると、また違った形の山頂が見えました。

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先へ進みましょう。

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砂防ダムの連続です。

連日の大雨と台風で水量がすごいですが、水は澄んでいますね。

泥を含んだ水が大量に流れている場所は、山崩れの恐れがあるので、速やかに離れるか、避難しましょう。

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GoogleMAPで確認するとこのように、そこらじゅうの谷が集まる場所のようですね。

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見上げると雲が少し晴れてきました。

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進んできた方向を振り返っています。

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標高1000mに到達。先に通った小南峠と違い、まったく傾斜が辛くありません。

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駐車場の表示、トンネルは近そうです。

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結構な方が、登山されているようです。

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行者還トンネル手前。

2名の大学生くらい方が、ロードバイクと一緒に居られたので、挨拶をさせてもらったのですが、先ほどまで、弥山へ登られていたとのことです。

ロードバイクと登山を同時に楽しむことも出来るんですね。

 

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駐車場の管理人さんが居られるところ。

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 弥山へ向かわれる方に、挨拶して、トンネルを通ります。

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行者還トンネル(天川村側登り)を私的自転車峠:峠難易度3級に認定しようと思います。 

 

行者還トンネル到着

行者還トンネルは、暗くて長いです。

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上北山村側の、行者還トンネル入口

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その脇から、一ノ峠への登り口の案内がありました。

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そこから、ナメゴ谷と呼ばれる場所を望むことができました。

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wakutabi.net

 

天に昇る竜に例えられる針葉樹と落葉樹のコントラストが、美しい場所です。f:id:HIRO32C:20171108191350j:plain

先にナメゴ谷の眺望がいい場所があるらしいので、下ってゆきます。

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途中の紅葉も美しい。

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ナメゴ谷はちょっと残念

ナメゴ谷の撮影スポットに到着しました。

10名ほどの方が撮影されています。

ですが、全体的に霞があることと、タイミング的に逆光でしたので、撮影には今一つでした。

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ナメゴ谷から目をそらし、遠望すると山々が美しいです。

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車もほとんどなく、落ち葉落石はないですが、グレーチングは気をつけてくだります。

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途中、立ち止まって、谷底の紅葉を見てみました。

吸いこまれそうで、怖かったです。

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伯母峰峠がきつい!!

国道309号線を下り切り、国道169号線で吉野町へ目指します。

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この先に和佐又トンネルと標識があり、登りのトンネルでしたので、安全を考慮して、トンネル脇の旧道を進みました。

きっと、谷沿いののんびりした道だと思っていたのですが、実は結構な上りだったのです。

STRAVAのログを調べらたら、伯母峰峠と呼ばれる、5.7kmで標高342mのルートでした。

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道は悪くありませんが、一台も車と出会うことはありませんでした。

猪笹王霊廟や、隧道跡も見かけましたが、疲弊して写真を撮っていません。

 

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ようやく伯母峰峠を登り切りました。

大台口隧道の大台が原側に到着します。

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この先が、大台ケ原ドライブウェイの起点で、15kmほどでドライブウェイの終点です。

午後2時半を過ぎており、時間的に余裕がなさそうだったので、大台ケ原は次の機会としました。

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そこからは、国道169号線への合流までは、結構急な下りなので、自動車に道を譲り、安全に通行します。

(このルートを逆に登るとなるとシンドイと思いました。)

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国道169号線で、吉野町までは、32kmとあります。

伯母谷ループ橋に数々のトンネル。大滝ダム沿いに川上町を通過するのですが、自動車・バイクが多く、道路は正直ロードバイク向けではありません。車両の台数が少ないのが助かりました。

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道の駅杉の湯で休憩していたら、実家から連絡があり、「近鉄吉野駅で合流して、夕ご飯を食べに行こう。」とのことでしたので、そのようにしました。

午後3時も過ぎると、曇り空でぽつぽつと雨が降ったりもしましたので、ちょうどいいタイミングでした。

 

近鉄吉野駅で軽トラックにピックアップしてもらってから、近くの親戚にミカンを採りにおいで、とのことだったので、ミカン狩りをして実家に帰宅。

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国道309号線は、季節的に最高で、絶景続きでした。

100kmで獲得標高2000mでしたが、振り返ってみれば、辛いよりも感動が勝るライドだったかな、と思います。