- 【はじまり】
- 加古川を渡り加西市の入口でうろうろ
- 北条電鉄の法華口駅に到着
- 鶉野飛行場跡へ、戦争遺跡コースを辿る
- 鶉野飛行場 飛行場フェスティバル
- 紫電改実物模型
- 飛行場フェスティバル
- 展示会場見学
- ずっと国道372号線で丹波篠山市まで
- 自転車工房エコーにて、ポチミニ個展鑑賞
【はじまり】
ようやく、霜が降りてきました、今年は遅いのではないでしょうか?
さて、鶉野飛行場でイベントがあるということで、出発です。
12月21・22日に鶉野飛行場跡で行われますイベントに合わせて、当店も野上先生メッセージカード付き「紫電改のマキ」単行本を出店販売致します。
— 有限会社西村書店 (@nishimurasyoten) December 1, 2019
備蓄倉庫前での単行本販売は今年最後となりますので、お時間ある方は是非お越し下さい。 pic.twitter.com/UXD00gkF04
鶉野飛行場は8月以来、2度目の訪問になります。
『野上先生メッセージカード付き「紫電改のマキ」単行本』の購入が目的です。
加古川を渡り加西市の入口でうろうろ
ということで、先週に引き続き(第2回カキオコライドは、片鉄ロマン街道まで)、兵庫県小野市の粟田橋で、加古川を渡ります。(ここまでの65㎞は省略)
先週、堤防沿いの道をルンルンと自転車で走るおじさんを見て、こっちの道はどうなっているんだろう?と、気になっていたので走ってみることにしました。
加古川の堤防沿いの道路。
JR栗生駅近くを通ります。この先の北条電鉄の始発駅でもあるんですね。
加古川の支流 万願寺川の堤防を通ります。
この堤防の道もまた、先週走ってみたら気持ちいいだろうな。と思っていた道なのです。
だが、残念。
左岸も右岸も行き止まりでした。
グルッと、北条電鉄の線路わきを彷徨いながら、いつもの県道81号線に戻りました。
代わり映えしない写真ですが、北条電鉄に沿って進むこの付近は加西市です。
播磨中央自転車道という案内もあるのですが、今一つどこへつながるサイクリングロードなのかわからないので、行ってみようという気が、起こらないですね。
北条電鉄 田原駅
今は、クリスマスイルミネーションで飾られているのです。
田原駅前の案内看板を確認すると、目的地の鶉野飛行場は、目と鼻の先でした。
前回の訪問時は、ずいぶんアップダウンに苦しんだ記憶があるのですが、今回のルートだと、大変楽な道のりでした。
国道372号線と県道716号線が交差する「法華口交差点」
姫路に向かうときは、このまま直進します。
北条電鉄の法華口駅に到着
大正年間に建てられた木造駅舎が現存しており、駅舎と石造りのプラットホーム、そして法華口駅の木造トイレが登録有形文化財に指定されているそうです。
木造駅舎の隣には、法華山一乗寺にある国宝三重塔、これを模した「法華口三重塔」
駅舎を見学していると、クリスマス列車が到着しました。
車内にはサンタさんがおられました。
駅舎内に併設するカフェで休憩です。
11時を過ぎていましたので、少し早いランチにきまぐれサンドをいただきました。
米粉のパンも二つほど購入して、自宅土産としました。
全然知らなかったのですが、法華口駅を含む、北条電鉄は鶉野飛行場と歴史的につながりがあると、後の鶉野飛行場資料館で知りました。
鶉野飛行場跡へ、戦争遺跡コースを辿る
法華口駅から、鶉野飛行場へは2㎞足らず。
左に茶色のラインが引かれているな。と思っていたら
歩行者のための飛行場への案内でした。
爆弾庫
衛兵詰所前防空壕
姫路海軍航空隊門
衛兵詰所
門柱基礎
次の戦争遺跡には砂利道を通る必要がありました。
機銃座
巨大防空壕
地下防空壕
右手駐車場になっている場所が、飛行場跡ですね。
平和祈念の碑
法華口駅から点在する戦争遺跡多く残っています。
後に訪れた鶉野飛行場記念館で伺ったのですが、戦後70年を経て、コンクリートも老朽化しており、ガイドツアーなどの機会を利用しないと、防空壕の中も見学できなくなったとこのことでした。
加西市の観光案内のページには、平成23年のガイドブックがpdfファイルで掲載されています。
8年が経過し、ずいぶん遺跡の様子も変わりつつあるようですね。
鶉野飛行場 飛行場フェスティバル
このイベントの目玉は、気球のようです。
ですが、朝7時前後の気温が低い、気流が安定した時間帯でないと危険で浮上できないとのことです。
実は、先週のカキオコライドで網引付近を午前7時台に通過したのですが、このように気球が上がっていました。
この写真は、ずいぶん降りてきていますが、もっと高度があがっていました。
そうか、このイベントのための準備だったのかもしれません。
紫電改実物模型
まず、イベント会場よりも加西市防災備蓄倉庫にある、紫電改を見学に向かいました。
でででーーん!!
前回はガラス越しの見学だったのですが、今日は間近で見学できました。
本当に大きいですね。
飛行場フェスティバル
さて、ここが飛行場フェスティバル会場です。
飛行場に関連するお店は少なかったりするのですが、地域活性化が今の目的なので、人が多く集まることはいいのではないでしょうか。
紫電改キャップが欲しかったのですが、Mサイズは僕には小さすぎて入りません。
帽子(ヘルメットもね)が似合わない!!というのが目下の悩みです。
今回のライドの目的「紫電改のマキ」を購入。
姫路加西遠征記が収録されています。
「加西名物すき焼き鶉野飛行場弁当」をお昼ご飯として購入しました。
売店で売り子をされていた方が、地域おこしの一環で文章も考えて、パッケージをデザインしたそうです。
鶏肉(かしわ)がすき焼き風に味付けされていて、とても美味しい。
展示会場見学
さあて、お腹も膨れたしイベントを見学しようかな。
滑走路跡近くの公民館で、展示をされているとのことで、移動。
野上先生の絵がドーンと飾られていました。
渡辺真郎氏の作品が展示されていました。
ひゃあ、すげえなぁ。という言葉しかでません。
こちらは、旧海軍航空機の装備品の展示。
一部は間に合わなかったようで、ドイツの航空機の装備が展示されていました。
(ですが、さっぱりわかりませぬ。。。。)
飛行機キーホルダー紫電改を記念に購入しました。
(画像は、HIGH-GEARedの模型と趣味の日常からリンク表示)
その後、鶉野飛行場資料館(入館200円)を見学し、帰宅の途へ。
ずっと国道372号線で丹波篠山市まで
同じ道を通るのはとても面白くないので、加西市から国道372号線で、丹波篠山市今田まで、走ることにしました。
なだらかな上りがずーーと続く、信号の少ないルートです。
これまで、通ってきたルートの交差点で出会うこの道は、新しい発見があり楽しかったです。
自転車工房エコーにて、ポチミニ個展鑑賞
午前3時前ということで、三田市小野の自転車工房エコーを訪問しました。
面識はないのですが、ぽちさんのミニ個展が始まったばかり。
ぽちミニ個展は、同じTADA車ユーザーのたまさんのブログに紹介されている通りです。
ぽち展「暮らし灯る街角から」に行ってきた (@自転車工房エコー) - OFFTAMA
この絵をソファーに座って眺めていると、ずいぶん昔に田舎から出てきて、都会のネオンに驚いたあの時が思い出されました。
(具体的に言うと吉野から近鉄特急に乗って、阿部野橋で降りた時ですね。)
この絵をずいぶん長く見ていたかな。
遠くから眺めるときらびやかなネオンが浮かび上がりますし、近くで見ると描かれている細かな描写を端からは端まで追いかけてしまいます。
ビルダーの唯さんをはじめ、プロモデラーの立体作品から、ぽちさんの作品まで、凄い才能はいろいろあるんだなぁ、と感心しっぱなしの日でした。
とりあえず僕は食事班として、美味しくパンケーキをいただきました。
このパンケーキの蜂蜜もまた、生産者の方のこだわりが詰まっているのですね。