また来ちゃった姫路城!!
- はじまり
- 姫路城までは、80㎞約3時間
- 姫路港へ
- 国道250号線でたつの市御津町へ
- 室津の街並散策
- 絶景の万葉の岬へ
- 鮮魚とれとれ市場で、焼きあなご丼と焼き牡蠣を
- ローディーの聖地「だるま珈琲」
- 高取峠を迂回する国道568号線が楽しい!!
- 赤穂市坂越の港
- 坂越から赤穂御崎への海岸線
- 塩味饅頭 三島屋本店へ
- おしまい
はじまり
さて、今回は何処へ走ろう!?
最近は西へ向かうのが楽しくなってきたので、(兵庫県の)西の選択肢が多いです。
日生のカキオコライドもいいな?でも一直線に備前市日生に向かうのも面白くないなぁ。で検索しているとこちらのブログエントリーがヒットしました。
姫路城の南から相生までの海岸線を走れば楽しそうだなぁ。
美味しい海鮮もあるんだな。
ということで向かうことにしました。
姫路城までは、80㎞約3時間
輪行の場合、最寄り駅であるJR川西池田駅始発5時30分を利用すると、JR姫路駅に7時30分に到着予定。
それなら、輪行の手間を考えると、4時30分に出発して8時に到着する自走とかわらへんやん。
ということで、自走を選択しました。
(実は阪急電鉄川西能勢口駅の始発4時38分を使えば、山陽姫路駅に6時55分到着の経路がありました。乗り換え回数が多いので面倒なんですけどね。)
で、サクッと冒頭の姫路城に到着と進みたいのですが、途中の80㎞の道のりで素晴らしい景色に出会うことができました。
加東市東条で、雲一つない日の出。
東播磨の平坦路
小野市の万願寺川から眺める景色
加西市網引の朝靄
姫路市の霜月大祭の何か
という道のりで、最高の姫路城に到着しました。
姫路城訪問は3度目となります。
TIME Fluidity:カキオコライド。兵庫県を横断し岡山県備前市日生まで。 - ロングライドいったきり
TIME Fluidity:294㎞自走で行く~たけはら憧憬の路~(その1:尾道まで) - ロングライドいったきり
距離感が常人とかけ離れてきましたね。
姫路港へ
今回の目的である「はりまシーサイドロード」は、兵庫県西南部を走る国道250号線のことなので、姫路城を真っ直ぐ南下すれば、国道250号線の何処かに到達するという、わかりやすいルートです。
「姫路港」という案内があったので、寄り道してみます。
随分前に家族で小豆島に旅行したのですが、その時にフェリーに乗った場所でした。
すっかり忘れていました。
謎のオブジェがありました。
姫路港フェリー乗り場をうろうろ。
国道250号線でたつの市御津町へ
国道250号線は、はりまシーサイドロードだと書きましたが、姫路市の西で揖保川と中川を越えるまでは、交通量の多い幹線道路です。
取り立てて書くこともありません。
でも、2組のグループライドの方々とすれ違いましたね。
現在、浦和レッズの10番を背負っているプロサッカー選手ですね。
御津町のコンビニで休憩し、地図を確認。
国道250号線「東釜屋」交差点から、南へ海岸へ向かいます。
お会いしたことはないですが住友輪業さんおススメの道のはず。
干潮まではまだ時間が掛かるようでした。
山育ちとしては、日々の生活で干潮・満潮の時刻を意識することなんて無いのです。
砂浜には面白い模様が。
遠くに島影が見えます。
家島か小豆島か、その二つくらいしか知らない、、、
モゾモゾする海。
秋桜が咲き誇っている畑がありました。
世界の梅公園があり、その付近からアップダウンが始まりました。
ようやく「はりまシーサイドライン」のスタートのようです。
最初の峠を越えると、見慣れていないものにとっては、なかなか良い風景。
御津町石見の港のようです。
道の駅御津に到着。
ですが、写真を1枚撮って出発。
室津の街並散策
住友輪業さんが、おススメされていた御津町室津に立ち寄りました。
はりまシーサードロードから、室津漁港へ下りてゆきます。
室津海駅館は、近世から近代にかけて廻船問屋として活躍した豪商「嶋屋」の遺構です。建物は、嶋屋(三木)半四郎が江戸後期に建てたもので、1873(明治6)年に一部増築しています。
切妻平入り本瓦葺き二階建てという室津の町家の特徴をよく残しており、座敷回りの意匠がすぐれているところからたつの市の文化財に指定されています。「魚屋」(室津民俗館)とともに、室津の大規模な町家を代表する数少ない貴重な建物です。~たつの市/たつの市立室津海駅館・室津民俗館~
この日は、関西文化の日につき本日、入館無料ということでお邪魔しました。
こちらは海側からの入口
西国のほとんどの大名が参勤交代の際、船で室津に立ち寄った海と陸の宿場町だったとのこと。
羽鰊とか、へぇーという新知識。
肥料として使われたのですね。
室津海駅館の見学後、辺りを散策。
大坂城の石垣に使われるはずだったのに、誤って海へボットンしてしまった巨石。
大坂城の石付近から、室津の港が一望できる場所。
漁船が停泊する港。海と日常がとても近い場所。
道を誤って室津漁港へ。
魚魚市(とといち)があり、魚を買い求める方が多くおられました。
たこコロッケが直ぐに買えたのでいただきました。
たこの身がコリコリでいとおいしい。
室津いいところですね。
再びはりまシーサードロードへ。
紅葉と峠と海を楽しみながら
室津からは、5㎞ほどで、相生市に入りました。
絶景の万葉の岬へ
万葉の岬が絶景らしいとの情報だったので、向かってみます。
標高は大したことがないのですが、斜度は10%を越える坂があります。
ここが万葉の岬かと思ったのですが、一般に言われる万葉の岬とは違うようです。
海岸線までは徒歩20分。MTBかグラベルでないと行けないですね。
この先のホテル万葉岬がある場所が頂上でした。
万葉の岬 つばき園にて瀬戸内を眺めます。
いやあ、絶景!!
こっちは、姫路市方向
家島の方向か??
場所を変えて、絶景の見える場所から。
ヒルクライムされて来られた方といろいろお話というか、情報を教えていただきました。
姫路から来られた方で、これから「だるま珈琲」に向かいます。ということなので、相生の「とれとれ市場で」お昼を食べてから、僕もだるま珈琲に行きます。
といことで、先導していただきました。
相生市立水産物市場「鮮魚とれとれ市場」前で一旦お別れしました。
鮮魚とれとれ市場で、焼きあなご丼と焼き牡蠣を
とれとれ市場と言えば、舞鶴のとれとれ市場を思ってしまうのですが、こちらはそれほど大きくありません。www.uowakaaioi.com
数量限定という特上焼きあなご丼(1500円)を注文しました。
そして、隣のテントの席では、バーベキューが出来るということなので、
一皿1100円のシーズンインしたばかりという、牡蠣を買って一人バーベキューです。
生でも食べてみましたが、焼いた方が美味しいですね。
絶妙な腹加減で、お腹が一杯にはならず、だるま珈琲へ向かいます。
ローディーの聖地「だるま珈琲」
だるま珈琲さんへの訪問は3回目。
1度目は、わが子のサッカーの試合観戦の合間に自動車で。
2018年お盆休みライド:小ネタ集 - ロングライドいったきり
2度目は、日生カキオコライドに立ち寄り、マスターにカキオコのおススメのお店を教えていただきました。
TIME Fluidity:カキオコライド。兵庫県を横断し岡山県備前市日生まで。 - ロングライドいったきり
だるま珈琲で、姫路のローディの方とマスターとお話させていただいたのですが、僕が「お土産に塩味饅頭を買って帰ろうと思っています。」という話題に。
相生でも売っていますが、本場は赤穂で、三島屋さんの塩味饅頭はきな粉味もあって美味しい。と伺いました。
それじゃ行ってみます。でも赤穂市までは、高取峠を通らないといけないですよね。
と話ていましたら、坂越(さこし)に行けば高取峠を通らなくていいですよ。とルートとお店の場所を教えていただきました。
次なる目標ができたので、これで失礼しますと、挨拶して出発です。
高取峠を迂回する国道568号線が楽しい!!
「相生産業高等学校」前の交差点を左折し、国道568号線で壺根方面へ。
国道250号線を直進すると赤穂市へは近いのですが、交通量が多く景色も面白くなく、そして斜度が厳しい(記憶がある)高取峠です。
国道568号線。
うん、そこそこの斜度があります。
が、車が少ないので気持ちは楽です。
ほどなく、峠を上り終え、一つ目のトンネルを潜ります。
ここは、トンネルを過ぎた場所。
大きな吊り橋を2つ渡ります。
巨大な吊り橋と、紅葉。
眼下には、大きな工場群。
とても面白い!!
二つ目のトンネルの先には。
強大な工場。
発電所かな?と思ったのですが、IHI(石川島播磨重工)の工場でした。
播磨(はりま)って社名に入っているのは、ここだからなのか!!
この道、おっもしれーー。と走っていたら。
赤穂市に入りました。
赤穂市坂越の港
赤穂市に入った途端、景色は一変し、港町となりました。
ちょっと海辺が奇麗だったので、記念撮影。
地名は赤穂市坂越(さこし)でした。
坂越の海岸沿いを気持ちよく、スイーーと走ります。
車も来ません。
綺麗な海岸があるぞい!!と坂越湾歩道に寄ってみたら、坂越の町並みを通り過ぎてしまいました。
坂越から赤穂御崎への海岸線
県道32号線で、さらに海岸線を岬の方へ進みます。
紅葉の七曲りを通り過ぎ。
赤穂御崎の案内方向へ。
赤穂御崎の伊和都比売神社にやってきました。
かつては日本海々戦の勇将東郷平八郎元帥を始め歴代連合艦隊司令長官の崇敬厚くしばしば艦隊を率いて帝国海軍の勇士が参拝し、現在でも船員漁師など航海安全と大漁祈願はあとをたたず遠近からの信仰は盛んである。~伊和都比売神社|兵庫県神社庁~
2018年の夏に来たことがあったので、今回はあっさりと。
2018年お盆休みライド:小ネタ集 - ロングライドいったきり
伊和都比売神社から、目的の三島屋は数百メートルということで向かいます。
塩味饅頭 三島屋本店へ
ついつい見逃してしまいそうなお店ですよ。ということだったのですが、見逃すことなくお店へ。
塩味饅頭を包んでいただいている間に、店主さんが帰って来られ、いくつかお話させていただきました。
この掛け軸は珍しいものだそうです。
こちらの塩味饅頭は美味しいと、喜んでくださる方が多いとのこと。
きな粉味は、小さいお子さんに喜んでもらえているなど。
帰宅後開封したものですが、すごくいい香りが箱からあふれてきました。
賞味期限は10日ほど。美味しいですよ。
塩味饅頭25個入りを携帯リュックに納め、JR播州赤穂駅へ。
午後2時過ぎの列車で、午後5時には帰宅しました。
おしまい
まあ、今回の「はりまシーサイドロード」の楽しいこと楽しいこと。
景色に、町の歴史にグルメといろんなものが揃った素晴らしい場所でした。
ぜひ、走ってみてください。