- はじまり
- ひいらぎ峠~老ノ坂を越えて国道9号線で京都五条へ。
- 川端通り~国道367号線で大原へ
- 途中峠~花折峠を越え、京都から滋賀へ。
- ツールド朽木
- 林道小入谷線でおにゅう峠まで
- 念願のおにゅう峠到着!!
- 天国から地獄へ
- 琵琶湖西岸到達
- おしまい
- 追記:その後のおにゅう峠へのライド紹介
はじまり
秋の三連休 台風25号も近畿には大きな影響を及ぼすことなく過ぎ去り、日曜日と月曜日は晴天となりました。
祝日の体育の日、予てから行きたいと思っていたロングライドに出掛けることにしました。
出発は、ちょうど午前4時。日の出が午前6時ですので、VOLT1700とVOLT800の2灯で出発しました。
ひいらぎ峠~老ノ坂を越えて国道9号線で京都五条へ。
川西市一庫ダム沿いの県道604号線(北摂里山街道)を北上します。
約1時間で亀岡市の国道9号線(山陰道)を京都方面へ向かいます。
交通量が多くはありませんが、大型トラックが走るので、リアミラーで確認し、手を挙げ「分っていますよ」の合図をしてコミュニケーションを取ります。
ということで老ノ坂トンネルへ到達
3度目ですが、このような早朝は初めてです。
幽霊が出るとか出ないとか、ちなみに全く分りませんでした。
一倉ダム沿いも心霊ラインとか標記されていたりするのですが、ヒヤリともしませんでしたね。
居たのかもしれませんが、鈍感なのでしょう。
老ノ坂トンネルから沓掛までは、車に追い抜かれることなくダウンヒル。
朝焼けが、雲に映え美しいです。
川端通り~国道367号線で大原へ
鯖街道の石碑があるとかないとか、見つからなかったでの、、左手に鴨川を見ながら北へと、川端通りを進みます。
(出町橋に石碑があるようです。)
出町柳を過ぎ、左手の川は鴨川から高野川に変わっています。
小浜・朽木・大原の案内が見えました。
国道367号線の花園橋交差点の手前です。
右折し、朽木・大原方面へ。
大原にコンビニがあるはずでしたが、お腹が減って力が出なくなってきたので、セブン-イレブン 京都八瀬駅前店で、補給しました。
その間に2人ローディが上って行かれました。
台風21号からの被害でしょうか?かなりの杉や檜が曲がってしまっています。
真っ青な空になってきました。
左京区大原に到着したようです。
ルートを調べている時は、もっと傾斜があるイメージだったのですが、この辺りまではほとんどありませんでした。
この道の先にあるという「途中」という文字が見えました。
ほぼ平坦なルートが続きます。
国道477号線と百井の案内。
6月に通った、鞍馬や花背峠に繋がる酷道と言われている道ですね。
ああ、ここへ繋がっているんだ。
途中峠~花折峠を越え、京都から滋賀へ。
徐々に斜度が上がってきます。
黙々と上りますが、結構な自動車の通行量ですね。気をつけます。
途中峠を越えると急な下りとなります。
途中トンネルもありますが、下るだけなのですぐに「途中口」、「途中」の交差点です。
今回は青信号で、通り過ぎます。
途中口の交差点で国道477号線(レインボーロード)で滋賀県堅田に行けるので、交通量が多いのですね。
写真は、「途中」交差点を過ぎ、伊香立途中町を迂回するバイパスです。
再び上りに差し掛かかります。
九十九折のカーブが連続します。
九十九折区間は、それほど傾斜はきつくないですね。
九十九折の前後の斜度がなかなか堪えます。
花折峠に差し掛かったようです。
花ではなく、心が折れてしまうような上りです。
喫茶 庵観月を過ぎれば、花折トンネルです。なんとか上れました。
花折トンネルからは長い下りが続きます。
道路も整備され、路面も綺麗なので、走りやすいです。とにかく気持ちよく走ることが出来ます。
特長的な住居が見えたので、停まってみました。
滋賀県葛川町居町でした。
鳶かなにかが、ピーピー仲間を呼んでいる、長閑な場所です。
先へ進みます。
ツールド朽木
県道781号線で久多へ
葛川梅ノ木町で、国道367号線から県道781号線へ右折。
久多・生杉を目指します。
県道781号線になるといきなりの山道です。
土や石が転がってはいませんが、結構な急な場所があります。
狭いなぁ、と思っていたらいきなり開けた道になったりしました。
一旦、京都市左京区へ入りました。
いこいの里久多キャンプ場です。
2kmほど川沿いを進みます。
交差点があります。
大型車通行止めの案内がありますか、直進すると京都府道110号線で能見峠を越え、広河原地区至ることができます。今年の6月に佐々里峠を越えて、通った道ですね。
hiro32c.hatenablog.com
右折し、朽木渓流魚センター方面へ。
ススキの群生地を眺めながら、進むのですが、おそらく休耕田なんでしょうね。
ちょっと寂しい気がします。
朽木渓流魚センターから再び高島市朽木
しばらく走り続けると、釣り人が居ます!!
渓流魚センターの名の通り、川の水が美しいです。
川沿いに進みます。
台風21号の影響らしい大木の根を見たり。
観光マップを見て、ふと気が付きました。
おにゅう峠って、まだまだ先やん!!
ちょっと、急ぎます。といっても午前9時過ぎ。
ツールドフランスは、ひまわり畑を背景に戦いが繰り広げられますが、ツールド朽木は、ススキの群生ですね。
ようやく朽木小入谷へ
渓流魚センターからは約12kmで高島市朽木中牧にある大宮神社に到着しました。
朽木中牧の針畑地区の交差点です。観光トイレも近くにあります。
朽木観光MAP
「鯖街道針畑越え」、「おにゅう峠の雲海」の解説があります。
観光MAP横を直進。滋賀県道781号線は、右へ。
帰りはここを右の方向へ進み、県道367号線へ戻る予定です。
朽木小入谷地区に到着
ようやくおにゅう峠の麓 小入谷地区に到着しました。
あの雲が掛かっている峠に上るのでしょうか?楽しみです。
案内の通り、小入谷では静かに進みます。まあ、静かなんですけどね。
林道小入谷線でおにゅう峠まで
林道小入谷線の入口に到着しました。
このような葉っぱに、枝、そして小石が点在します。
土砂が林道に流れている場所も(それほど多くはありませんが)あります。
結構な上りです。
この道も鯖街道なのですね。
まだ、この辺りの道は、とても綺麗な場所です。
向こうに、ガードレールが見えます。あそこを通るのか!!
広葉樹と植林された針葉樹の奈良のナメゴ谷のような山もあります。
hiro32c.hatenablog.com
先のルートだけ見ていると危険です。
グレーチングが逆になっています。ここで嵌りこんで、ホイールを歪めてしまうと、どうしようもなくなりますね。
焼き尾の地蔵と呼ばれるお地蔵さんです。どういった由来なのでしょう。
徒歩で上がる方も居られるのでしょう。
ここまで土砂が流れていると、ロードバイクを下りて進みます。
この辺りで、地元のバイクの方が上ってこられて、話を少しさせていただいたのですが、この時期、これから雲海が発生するとのことでした。
眼下に見えるのが、案内にあった針畑地区なのでしょう。
あと、2~3kmほどでおにゅう峠ですよ。と教えていただいて、先へ進みます。
上ってきた道が見えます。あそこからこちらを眺めていたわけですが、足元が悪いので、注意して上ってきたので、体力的な消耗は少ないです。
なんとなく峠っぽい場所が見えました。
念願のおにゅう峠到着!!
いつの頃、この峠を知ったのでしょうか?
名前の響きから、とにかく来てみたいと思っていましたので、感無量です。
若狭湾が遠望できます
福井県側、下りて行けば根来地区に行けるとの事、ですが、現在通行止めです。
石碑の裏に登りました。
小入谷側です。雲海は発生しなかったかな。
雲の流れが速く、若狭湾側。
大井湾が見えているはず。
軽く食事をして、下ることにします。午前10時過ぎでした。ああ来てよかった。
天国から地獄へ
おにゅう峠から、慎重に下り始めたところ、後輪がブシュー!!!
あれ、石なんか踏んでなかったのに!!
初めてロングライド中にパンクしました。
修理の写真を撮り忘れていますが、帰宅後後輪を確認するとサイドカットしていました。
IRCのチューブレスタイヤなので、シーラント入りのパンク修理材を注入しましたが、ブクブクと泡がでて、空気漏れが止まりません。
チューブをセットして、例のポンプで空気をいれました。
アドレナリンが大分泌していたのか、あっという間に空気が入りました。
すごいぞ!!例のポンプ!!
ということで20分はロスしました。
予備のチューブが無くなってしまったので、またパンクしたら目も当てられんな。どうやって帰ろうなど、ネガティブなことを考えましたが、意外に大胆に走った方が、パンクしないかもしれません。
おにゅう峠ですが、予備チューブは最低2本と、パンク修理の技術は必要ですよ。
小入谷地区へ戻り、県道781号線で、約20kmの道のりで国道367号線へ目指します。
百里ヶ岳 小入谷越登山口へ少し登りますが、
残りはほとんど平地か下りです。
このような道をブイブイ走ります。車は少ないですが、道幅が狭い場所もあるので、注意しましょう。
国道367号線へ合流。この上りが一番きつかったです。
高島市今津へ。
高島市今津 保坂の交差点を、右に小浜方面へ少し進んだのですが、こりゃ自走で帰宅は難しいな。名田庄で付近でパンクでもしてしまうと、交通手段がなくなるな、ということで琵琶湖方面へ行くことにしました。この時点で輪行での帰宅を決意しました。
琵琶湖へ至る道は、広く、空も高く。
気持ちの良い道です。
琵琶湖西岸到達
今津町今津 北浜交差点を直進し、琵琶湖をまず眺めることに。
いいですね、この付近。
自動車の手前、茶色の猫は警戒して逃げましたが、白い猫は横を通っても見上げるだけで動きません。
今津は宿場町なのでしょうか、旅館が多くあります。
ビワイチらしいルートを南向いて進みます。
白髭神社の琵琶湖大鳥居付近から、道路は大渋滞です。
堅田駅まで、進みましたが、渋滞でおもろないやん!!ということで、ここから輪行して帰ることにしました。
5時には帰宅できました。電車は速いですね!!
JR堅田駅で196kmでした。200kmを越えたいな。と輪行もログを残したら、すんごく変な軌跡になってしまいました。
おしまい
前々から訪れてみたいと思っていたおにゅう峠。
良いところですが、土砂が道路に流れ出ているので、トラブル対策は不可欠です。
京都市内を通り、途中峠、花折峠を越えましたが、必死に上っていたのか、あっという間に通過しました。
帰路は鯖街道から、小浜へ名田庄・美山で自走で帰宅、約250kmの予定でしたが、やはり朽木で時間が掛かり日没までに自走での帰宅は無理と判断し、琵琶湖西岸へ進路を変え、自走で帰宅しました。
行ってみたかったおにゅう峠と、ロングライド200kmオーバーは達成できたので、満足の一日でした。
追記:その後のおにゅう峠へのライド紹介
おにゅう峠は印象的な峠なので、何度も訪れたいです。