【はじまり】
いつかは竹田城跡に行こう!!と漠然と思っていました。
これから来年春先まで、仕事やらなんやらで、週末の予定が入り始めました。
「ロングライドは厳しいなぁ。(寒いし)」と考えていた矢先、土曜日、日曜日とフリーの時間が出来ました。
前日の土曜日のライドはこちら↓
hiro32c.hatenablog.com
どこへ行こう?長い距離を走ろう!?、と行き先を探して、竹田城跡をGoogleの徒歩で検索すると、距離は95kmと表示されました・
「95km!!近いやん!!」ということで、行くことにしました。
何かがおかしくなっています。
出発は午前4時
この出発時間も今考えればおかしい。
ですがこの時は、「早く走り出せばそれだけ長く乗れる。」という考えでした。
自宅近くのコンビニで、軽い朝食と、おにぎりなどの補食を購入。
フロントライトはVol1700とVolt800の2灯、リアリフレクターとクリップ式のリアライトを取り付けました。
猪名川町杉生の交差点です。
つい先週、この先の西峠を越えました。
今日のためのトレーニングライドだったとも言えます。かも。
関西軽井沢ゴルフ倶楽部の付近で、気温は9度でした。
すでに手先、足先は寒いですね。
薄手のウインドベレーカーに半袖ジャージ、その下は、Wiggleで買った長袖ベースレイヤーです。
このベースレイヤーですが、汗をかいても直ぐ乾くので、不快感がありません。
3000円少しで買ったものが、2700円まで下がっていました。
ナイトライドでこの峠を越えるのは、とてもきついですね。
西峠を下り、もう一度、古阪峠を上らないと篠山市街に行くことができません。
古阪峠のてっぺんにある城東トンネルを過ぎます。
西峠と古阪峠の2連峠は、日中はなんとも思いませんでしたが、夜はきついですね。
篠山市の篠山川沿いに、国道372号線を西へ進みます。ようやく明るくなってきました。
篠山城の南を過ぎたあたりで、日の出を迎えたかな。午前6時半が日の出時刻でした。
篠山市街を通り過ぎ、県道77号線から「大山下」の交差点で国道176号線に。
大山地区を過ぎ国道176号線は、篠山市と丹波市の境界であるの約1kmの釣鐘坂トンネルを通ります。
篠山市側からは下りになるので、辛くはありません。早朝なので交通量が少なくて、助かりました。
トンネルを過ぎた先の下りの距離を考えると、丹波市側からは結構な距離の上りになりますね。
帰りは通りたくありません。
丹波市:柏原から青垣へ
丹波市柏原(かいばら)市下小倉地区です。朝霧に包まれていました。
国道167号線から県道7号線へ。
春日和田山道路と平行に走る県道です。信号もなく景色もよいです。
天気は昨日と違い曇りです。昨日の晴天だと艶やかだっただろうと思われます。ちょっと残念。
寒暖の差が大きいところなんでしょうね。
ここで最初の休憩です。
この日は、「兵庫・丹波 もみじの里ハーフマラソン」の開催日にあたり、既に多くの参加者が集まっておられました。
なので、帰りは混雑するだろう、このルートを避けた方がよいな。と判断しました。
店頭で販売されていた「栗幸餡」いわゆる栗まんじゅうです。
自販機のコーヒーと併せて、とても美味でした。
一人じゃ、長居出来ない性格なので、そそくさと出発します。
遠阪峠:丹波市から朝来市へ
本日の山場(峠)の一つ、遠阪峠がいよいよこの先のようです。
並行する北近畿自動車道(青垣から名称が変わるようです)の斜度が上がり始めています。
峠らしい峠の入口です。なんじゃそりゃ。
このような意外となだらかです。
余裕余裕。
青垣側からの上りは、ここがクライマックスでした。
記念撮影。朝来市は霧に包まれています。
朝来市側に霧の中を下ります。
朝来市側が傾斜がきついですね。
例えると、京都の鞍馬から花背峠へ上るような道です。
京都より路面はずっと綺麗なので、上り易いでしょう。
遠阪峠は、このような峠でした。
朝来の雲海の郷を走る
遠阪峠を下ると朝来市山東町となります。うん、お店とか無いな。
周りの山々は雲海に包まれています。
実は、この付近でルート選択を間違えました。
道の駅まほろばを横を通り、和田山市街地からJR竹田駅までが、最短ルートだったのですが、スマホナビの地図を読み誤って、遠回りしていました。
そのおかげでか、なかなかの風景に巡り合うことができました。
気持ち良い道路と雲海
ちょっと余計な坂道を上りましたが。
坂道を上った先の山の上に石垣が見えました。
あれが、竹田城跡か!?
めっちゃ高いところにあるな!!
県道277号線を東から西へ峠を越えたのですが、立雲峡の裾を通っている県道でした。
この道は良い景色と巡り合うことができます。
竹田城跡をめぐり絶景に出会う!!
JR竹田駅近くにある観光案内所「情報館 天空の城」に到着しました。
情報館の方に、「ロードバイクを置いておくところありますか?」とお聞きしたら、「自転車専用の場所はないので、建物横に停めていいですよ。貴重品は置かず、カギはしておいてください。」とのことでしたので、置かせていただいて、竹田城跡へ上ることにしました。
竹田城跡へのために、折り畳みの靴をサドルバックに入れてきました。
二つ折りできるテスラのランニングシューズで、しっかりと履くことができました。
ビンディングシューズや、ライト、サイクルコンピュータはサコッシュに入れ、持ち歩きます。
いざ出発!!「情報館 天空の城」から、竹田城跡料金所までは40分とのことでした。
JR竹田駅の裏から、駅裏登山道があります。
竹田城跡までは、1km未満です。
竹田城跡登山道というとおり、このような山道です。
もっと段差があり、岩がむき出しな場所も多数あります。
これは、まだ整った道です。
竹田城跡 料金所に到着しました。
駅裏登山道の入口から18分でした。汗びっしょりです。なおかつ腿も痛いです。
料金所からすぐに石垣を見上げることができます。
料金所から上ってすぐの場所なのですが、係の方曰く、「ここから石垣の向こうの雲海の写真をぜひ、撮ってください。」とのことでした。午前10時前後でしたが、まだ雲海も少し残っています。
立雲峡から雲海に包まれた「天空の城 竹田城跡」を望むためには、10月、11月の 前日の夜に冷え込み、翌日よく晴れて暖かくなる寒暖の差が10℃以上(気圧配置で高気圧が付近にある)、風が少ない時というのが基本的な条件となります。
雲海発生の条件が良かった日だったようです。あと2時間早く到着すればよかったですね。
通ってきた県道277号線が眼下に見えます。
ああだ、こうだ書こうかと思いましたが、百聞は一見にしかず、ぜひ足を運んでください。
絶景絶景!!
来週か再来週の紅葉も最高でしょうね。
ぜひ、竹田城跡を訪問して、上ってみてください。
バスまたはタクシーで中腹の駐車場まで上ることも、できるようです。
帰りは表米神社登山道で、下りてきました。
気を付けないと、下りで膝を痛めますよ。
約1時間で戻ってきました。
公式サイトの登山道案内は、こちら
GarminVivoactiveのログはこちら。
帰路は国道9号線で福知山へ
観光案内所の方に、駐輪のお礼を言って、ベーカリーでパンを2つほど買って、帰路に着きます。時刻は午前11時前。グルメはもういいや、ということで出発。
青垣でマラソン大会が開催されているのが、分っていたので、朝来市梁瀬から国道9号線へ。
梁瀬の野球チームから今年のドラフト1位指名が誕生したようですね。横断幕がありました。盛り上がったでしょうね。
国道9号線の夜久野峠。遠阪峠の北に位置する峠です。
夜久野峠が、兵庫県朝来市と京都府福知山市の境界でした。
国道9号線は、日曜であってもトラックが多いですね。
こちらもバックミラーでトラックを確認し、合図しているので、ちゃんと避けてくれるのですが、信号が少ないこともありスピードが出ています。
福知山市街地手前のアスファルトはなぜが、粒が大きく、とにかく振動がすごいです。
あまりお勧めできるような道ではありませんでした。
福知山市街地は、結構な通行量で混雑しています。
丹波市のミニストップ 市島町上竹田店で、軽食を食べていて、輪行して帰ろうと、決心しました。
時刻は13時ちょうど、乗換案内を検索するとJR市島駅13:20分発の列車がありました。
間に合うか??ミニストップから5分で到着、5分で輪行の準備が完了。
13:20発の2両編成の列車に乗ることができました。
JR柏原駅にて。
あったあった源氏パイの工場。
15:00には、JR川西池田駅に到着。電車って素晴らしいね。
【おしまい】
『自走で竹田城跡まで行く!!』という目的は達成しました。
往復の自走、約200kmを考えていたのですが、ルート選択を間違え、無理せず輪行に切り替えました。
一度訪れた場所へ、もう一度行くのは、かなり楽になります。
次回のチャレンジは
篠山市までのルートは?
などなど、検討して絶景の竹田城跡にもう一度行こうと思います。