「平坦で長い距離と、短くて峠を上るのだったら、どっちがいい?」と問うたところ、「短い方がいいです。」と言う返答だったので、十三峠(じゅうさんとうげ)を上ることにしました。
十三峠は、大阪のヒルクライマーには有名な大阪府八尾市大竹にある距離4km、平均勾配9%の自転車峠のことであります。
なぜ、十三峠に行くことにしたのは、今回のパートナーが会社の新入社員で、大阪城の近くに住んでおり、地理的に最寄りの自転車峠が十三峠でありました。
また単に僕が上ってみたかったからです。
朝8時半の約束で、パートナーの住まいに向かいます。
猪名川サイクリングロードから阪急電鉄神戸線沿いに阪急十三(じゅうそう)駅前を通り、十三大橋を越え大阪市内に入ります。
十三(じゅうそう)駅前交差点
予定通りパートナーと合流し、まず大阪城を訪問します。
午前の早い時間にも関わらず、外国人観光客が多いでした。
深江橋から内環状線を南下し、近鉄奈良線に沿って、東へ向かいます。
大阪城からは、東へ進めば大阪府と奈良県の県境の峠にぶち当たるので、この当りのルートは適当でした。
北摂地区と違い、大阪の市街地は自動車も多いし、信号も多い。
ロードバイクで走り易いとは言い難い道路なので、これまで十三峠には行こうとも考えていませんでした。
大阪府道24号線で、六万寺方面へ。
ブルーの自転車専用通行帯が引かれています。
縄手中学校前から国道170号線へ。
確か水越東の交差点を左折し、山方面へ向かえば、十三峠だと思っていたのですが、
通り過ぎていたので少し戻ります。
心合寺山古墳の脇の道路を通り
大竹7丁目交差点へ。
この交差点が、十三峠の区間計測のスタート地点のようです。
自宅からここまで45㎞。。。。遠いな
なかなか狭い交差点なのですが、すぐ近くに大阪経済法科大学のキャンパスがあったりします。
いきなりの結構な傾斜
住宅地を抜け
見晴らしの良い景色を眺めることができるようになります。
先行されていた方に追いついたので、「ここって、この峠の真ん中ぐらいですか?」とお聞きしたら、「まだまだ麓ですよ」と言う返事をいただきました。
後は黙々とクランクを回すのみ
黙々と
上り続ければ
大阪府民の森の入り口へ。
締まってる??
大阪府民の森を過ぎれば、残りはわずかでした。
十三峠展望台に到着。
休まれているローディーが居られましたので、ここがゴールなのでしょう。
2018年の全日本選手権のチャンピオンである山本元喜選手が、この峠のKOMなんですね。
この日は霞が掛かっていて、眺望は良くありませんでした。
少し息を整えてから、パートナーの様子を観に下ります。
思ったよりずっと早く上って来ていました。
彼のすごいところは、ロードバイクは通販の12kg、ホイールは鉄下駄。
これで上ってきたのは凄いですね。
僕は機材でドーピングしているので上れたのですが、同じ機材ならきっと彼の方がずっと速いでしょう。
若いって凄いね!!
展望台で休憩後、展望台から上はどうなっているのか、見てみようと言うことで、上りました。
志貴生駒スカイランの高架がありました。
繋がっているのだと思っていたのですが、違った。
高架の向こう側は奈良県でした。
また今後行ってみよう。
十三峠を下り、国道170号線(大阪外環状線)沿いにある「FRANCY JEFFERS CAFE」でランチタイムです。
お店の2階へロードバイクを持ち込むことができます。
新城幸也選手が、リオオリンピックで使用したバイクが飾られていました。
FJバーガーをいただきました。
すっごくボリュームがあり、どうやって食べるのか、わからなかったので、かぶりついて食べました。
ほとんど食べ終わった時に、食べ方の案内がお皿の下にあったことに気がつきましたw
その後、大阪府道2号線、内環状線、千日前通りで再び大阪城へ。
パートナーとお別れし、猪名川サイクリングロードに沿って帰宅。
ということで、社内サイクリング倶楽部の2回目のライドは、十三峠攻略でした。
いきなり自転車峠に連れて行かれたメンバーは大変だったかと思いますが、楽しそうでした。
何かしらの達成感は得られたかと思います。これを仕事に生かせて、スムーズに会社に馴染んで欲しいですね。
なお、僕はこのライドで左ひざを痛めてしまいました。
十三峠に上る際に、シューズが緩いと感じていて、平らな場所でダイヤルを閉めようと思っていたのですが、上ることに夢中になってしまい。そのまま最後まで上ってしまいました。