ロングライドいったきり

話し出したら長くなるのですが、近くの自転車屋さんが閉店してしまってしょうがないので、自分で修理を始めたら、意外とできるやん!!からロードバイクに手を出してしまいました。あ、簡単に書けた。。。

吉野:林道吉野槙尾線から吉野山・地蔵峠

この日の早朝、激しく雨が降っていたため、2度寝。

午前10時頃に出発しました。

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前日に続き、吉野郡下市町広橋にある法者トンネルを越えます。
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雨上がりの独特の雰囲気が気持ち良いですね。
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昨日に引き続き黒滝村寺戸へ。

右折して、小南峠を昨日越えましたが、今日は左折します。
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天川村から下市町まで続く、県道48号線洞川下市線。
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地蔵峠の手前で、脇川に沿って黒滝村槙尾地区へ進みます。

槙尾(まきお)なのですが、地元ではマッキョとなぜか、発音します。
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先日、軽トラックで訪れた道を早速辿るのです。 

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地名の通り、高野槇が茂っていますね。
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清流ですが、昨年の豪雨の影響が見受けられます。
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苔むした橋があったので、立ち寄ります。
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高算堂という案内があったので、何だろう?と思っていました。
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お寺の門がとても立派だったので、これが高算堂というのか、思っていましたら違ったようです。瀧光寺の門ですが、立派ですね。
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瀧光寺の向かいに高算堂の案内がありました。直ぐの距離のようですので、立ち寄ってみます。
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脇川の上流で、住居もないので、水が奇麗ですね。

あまご(地元ではアメノウオ)とも呼びます。
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森の中にひっそりとお堂がありました。
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www.pref.nara.jp

天河伝説殺人事件を書かれた内田康夫先生が、天川村天河大弁財天社を霊気漂うと表現されていたように、記憶しているのですが、そちらよりもシーンとして趣があるように思いました。

大正年代に建てられたお堂のようですので、周りの木々も当時よりずっと大きくなり、巨木に埋もれています。
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高算上人のことは、不勉強で全く知らなかったのですが、白川天皇桓武天皇)の病気を治した褒美に、お米の喜捨を受けることを許され、吉野山蔵王堂を建立したと紹介されていたりするのですが、蔵王堂には高算上人には全く触れられていません。

花供懺法会を始めたのは間違いないっぽいです。。歴史に埋もれてしまっているのか。。。。
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本日のロードバイクは、ウルフトゥースのフロントシングル

フロント36T スプロケット11T-34Tで構成している山岳用です。
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サドルは安心のism PM2.0
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さて、先へ進みましょう。
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瀧光寺の門は、角度を変えても立派ですね。
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大峰林道へここからスタートです。
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山の斜面に建てられた住居。我が実家もよく似たものです。
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簡易水道があり、トレッキングコースの入口です。
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吉野山西行庵に通ずるようですが、砂利で埋まっています。
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この辺り斜度が15%あり、なかなかきついです。
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しかも鹿がうろうろしています。
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林道吉野槙尾線が正しい名称です。
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この地点です。

ここから、吉野大峰林道へは尾根近くを走るようで、急な坂はありません。
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地元の方が草刈りをされていました。
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吉野大峰林道に合流


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先日、軽トラックで上ったときは、1時間半位で上れれば速い方だなと思っていましたが、50分ほどで上っていました。

小南峠に比べるとずっと楽でした。


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吉野山方面へ下ります。f:id:HIRO32C:20190709073242j:image
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ちょっとだけ川上村も通るのですね。
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この古道の写真を撮っているときに、下って来られたグループライドの方々に追い抜かれました。
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少し靄っているな、と思っていたら。
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青根ヶ峰の手前のグレーチングが一か所裏返っていました。
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先ほどのグループの方が、このグレーチングの罠でパンクされていました。

パンク修理されている間に少しお話をして、別れました。

 

青根ヶ峰から見える禿山
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グラベルロードがあったので少し進んでみましたが、この旧坂を下る技術も心の準備もできておりませんでした。
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金峯寺の修行門まで下りてきました。ここが吉野大峰林道の終点です。
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上千本・水分神社へ下ります。
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水分神社(みくまりじんじゃ)に到着。

雨上がりの昼前ということで、散策されている方は居られませんでした。
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花矢倉展望台と標識があったので行ってみます。
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吉野山が一望できる素晴らしい展望台でした。
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自動車の方は駐車料金が必要ですよ。
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横川の覚範の首塚の横を下る道路の周りは新緑で覆われていました。
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竹林院まで下りてきたところ、神輿が準備されていました。
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このようなカエルさんが神輿に乗っています。
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昨年の模様ですが、このような行事が行われているそうです。

yamatoji.nara-kankou.or.jp
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まだしばらく始まらなさそうでいたので、先へ進みました。
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高算上人とご縁があるはずの蔵王堂で記念撮影。
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再び黒滝村を目指します。
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県道257号才谷吉野山線で下市町才谷へ。
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才谷集落の入口にこのようなフクロウが鎮座していました。

おそらくチェーンソーアートではないでしょうか。
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才谷のてっぺんでワンワンに吠えられ。
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山深い道を降りて行きます。
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県道48号線洞川下市線に戻ってきました。
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この黒滝村奈良県の中心にあるので、「奈良のへそ」と呼ばれているとか。。。
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地蔵峠の下に掘られた地蔵トンネルは、危険そうなので旧道へ上がります。
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このような旧道で、昔は苦労したでしょうね。
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地名の「鳥住」が何となくわかる気がします。
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さらに上ってゆくと、標高500mほどで地蔵堂がありました。
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日本三峠地蔵の一つと呼ばれているそうです。地元では。
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この峠も修験道なのですね。
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地蔵水の上に道路が見えました。たしか展望台があったはず、ということで行き止まりのはずですが、向かってみます。
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行き止まりには、鳥住春日神社がありました。

千本突とよばれる独特の餅つきが行われていたそうです。
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百貝ヶ岳野草園があったようですが、閉まっています。
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引き返す途中気が付きました。
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吉野山へ通じる林道を造っているところのようです。

グラベルを走ることができるようになるかな。
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地蔵峠を下り、黒滝村役場から道の駅黒滝へ立ち寄り帰宅。
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地元の林道をめぐり吉野山へのルートでしたが、意外と楽だったなという印象です。
自動車で通過するだけではわからない、いろいろなものが見えて楽しかったです。