ロングライドいったきり

話し出したら長くなるのですが、近くの自転車屋さんが閉店してしまってしょうがないので、自分で修理を始めたら、意外とできるやん!!からロードバイクに手を出してしまいました。あ、簡単に書けた。。。

TADAグラベル:東予港からUFOライン(町道瓶ヶ森線)で石槌山土小屋へ

オレンジフェリーで降り立った愛媛県西条市東予港。

同船のローディーの方々は、しまなみ海道に行かれましたが、僕の目的地はUFOラインです。

距離は約70kmほどなので、時間には急かされておりません。

そして雨だ、うん知ってた!覚悟してきた!!

ひどい降り方ではなかったですが、しっかり濡れるので、レインウエア上下とシューズカバーを装着。

急ぐ旅でもないので、というか雨なので急がない。

Googleマップで近くを検索して、行ってみたのが県道13号線東予港から少し東。

中山川の河口です。

堤防道路を進むと

西条のベネチアという場所を見つけたのでした。

人気番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」のスタート地点になったようです。

禎瑞新田と呼ばれる場所で、江戸時代に西条藩が開拓した最大規模の新田とのこと。

西条藩領内の新田開発のうち、最大であり、藩主直営新田として知られるのが禎瑞新田である。加茂川と中山川の河口部に形成される干潟を利用したもので、西泉新開・氷見新開の北方に築造された約三〇〇町歩(「西条誌」には二三四町余とある)の干拓地である。
 安永七年(一七七八)一月一六日(根元帳には同年二月二日とある)、竹内立左衛門が新田築方御用掛に任命された(西条誌)。同年四月七日鍬初、安永九年一二月七日には最大の難工事であった汐留に成功した。完工の翌年(天明元年)、開拓地の八幡地区(現西条市禎瑞八幡)で泉が自噴した。江戸からの指令でこの泉は「金泉」と呼ばれることとなり、開拓地も九月一八日「禎瑞」と呼ばれることとなった(「禎瑞」が村として公称されるようになったのは明治四年以後であり、それまで公簿上では東部を西泉村下分、西部を氷見村下分と表示していた)。
 禎瑞新田は前述のように、藩主(松平頼謙)の私金によって構築したことと、その規模の壮大さ、開拓の迅速さにおいて他の新田開発を圧倒している。開拓工事着手以来六〇年余経過した天保年間における禎瑞の様子を「西条誌」は次のように記している。

データベース『えひめの記憶』|生涯学習情報提供システム

知らずに立ち寄った場所が、由緒正しい場所でありました。

格調高い名の神社「龍神社」

堤防道路の北端にあります。この新田開発地に3つの神社をお見かけしました。

堤防道路をぐるっと進むと

国道194号線(そらやま街道)と合流しました。

国道194号線で南へ、高知県方向に進みます。

見かけた「西条いもたき」会場。

なんなんだろうと寄ってみましたが、いまいちわかりませんでした。

西条いもたき実行委員会

国道194号線を進むのですが、たまたま立ち寄った金子商店が、愛媛県西条市側の最後の補給箇所でした。水とパンを購入。

国道194号線にヒガンバナの群生地がありました。

別名は曼珠沙華

白いヒガンバナを初めてみました。白いものがあるってしらなかった!!

白い彼岸花

暖かい地域に自生する
白い彼岸花(Lycoris albiflora)は、ヒガンバナ属の白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ)と呼ばれる花です。白花曼珠沙華は、赤色の彼岸花と黄色の鍾馗水仙(しょうきずいせん)の自然交雑種といわれており、おもに九州などの暖かい地域に自生しています。その他の地域で見られるものは、人工的に植えられたものが多いです。開花時期は、彼岸花と同じ9月中旬~下旬です。

白い彼岸花って珍しい?花の色が白い理由と花言葉について詳しく紹介! | BOTANICA

国道194号線の寒風山トンネルを抜けると愛媛県から高知県に至ります。

雨は降り止んだのでトンネル手前で雨装備を脱ぎ、走りやすくなりました。

寒風山トンネルは6432mあるようですが、トンネル内は明るく。傾斜は緩いので走りやすかったです。

そして高知県いの町へ。

寒風山トンネルを抜け、数百メートルで瓶ヶ森への登り口なのですが、そのまま行き過ぎて、道の駅に立ち寄りました。


道の駅木の香(このか)

この先、山を上るので、乗鞍の位ヶ原山荘で購入したベルを装着!!

気持ちのよい澄んだ音が鳴ります。

この後、一度だけ猿に出会いましたが、ベルの音で逃げてゆきました。

午前9時を回ったところで、どちらのお店も準備中。

おでんを注文できたので、補給食としました。

シュワーっとしたものが飲みたかったので、馬路村のゆずサイダー

3kmほど引き返し、いよいよUFOライン(町道瓶ヶ森線)を目指します。

瓶ヶ森林道という名だと思っていたのですが、町道瓶ヶ森線が正しい名称のようです。

斜度は厳しくないのですよ。

なかなかお目にかかることのない九十九折です。

約7km、標高差400mを進んで、UFOラインの入口です。

寒風山トンネルの手前、愛媛西条市から桑瀬峠・寒風山隧道からここに至るルートもあったんですね。

次があれば使おう、次があればね。

いよいよUFOライン(町道瓶ヶ森線)を進みます。

矢印の向こうの丸は、0km地点のようです。

1km毎に表示されています。

進む毎に、標高が上がる毎にガスが濃くなってきました。

ここが、バーンとUFOラインが一望できる場所のようです。

一躍UFOラインが有名になったトヨタのCMです。

CMのメイキングが収録されていますが、お二人共合成なんですね。

なんだぁ。

吉野川源流の案内と、標高 1,897 mの瓶ヶ森登山口

山荘しらさを過ぎ、伊吹山の登山口

頂上まで10分で上ることができる手軽な山だそうです。

この案内図だと、距離と高低差が理解しやすくて助かりました。

もっと手前にあれば助かります。

そして、よさこい峠まで来ました。

UFOライン24kmが終わり、石鎚スカイラインが始まる峠でした。

よさこい峠から2km。

石鎚山の土小屋登山口に到着。標高1,492mとな。

モンベルも入っている土小屋Terraceで休憩。

土小屋terrace(ツチゴヤテラス) | 株式会社石鎚観光

午後1時を過ぎたところでした。

天気が良ければもうちょい早く到着したでしょうか。

猪肉コロッケバーガーでランチ。

奈良県天川村の陀羅尼助丸を取り扱ってました。

修験道繋がりでしょうか?

実家の母に写真を送ったら、半額で買えるから買わないようにとのことでした。

土小屋の国民宿舎に泊まります。

なかなかおしゃれですよ。

オレンジフェリーから標高1700mのUFOラインを通り、石槌山までやってきました。

この日は室戸岬沖で熱帯低気圧台風15号となったのですが、UFOライン周辺には影響がありませんでした。