乗鞍スカイラインを走りにいった初日は悪天候で走ることができませんでした。
TADAグラベル:乗鞍スカイラインでドッタンバッタン!! - ロングライドいったきり
走れない代わりに、岐阜県高山市の鱒蔵という管理釣り場でフライフィシングをやってみたら、人生最高の楽しい釣りができたのです。
その快感が忘れられなくて、今回はロードバイクで管理釣り場を目指してみました。
朝5時に出発
フレームバッグとサドルバックは普段通りのアイテムが入っています。
フライフィッシングの道具は、ショルダーバックに収まっています。
フライロッドは、長さ7.6フィートで6分割されてコンパクトなものを選びました。
兵庫県伊丹市にあるriver peakのフライフィッシングセットです。
ランディングネットもショルダーバックに入ります。
フライフィッシングの道具は軽いですね。数グラムのフライを飛ばして、魚を釣るのですからね。
自転車とフライフィッシングなら両立できるか?がテーマです。
ショルダーバックにストラップを1本追加してダンシングしても揺れないようにフィットさせています。
この日の目的地は、滋賀県高島市のガリバーフィッシングガーデンです。
自宅から目的地までは100km。
大原三千院手前のコンビニで初休憩。
ここまで3時間でした。
名物「すぐき漬け」があったので思わず購入していまいました。
これから途中峠と花折峠の峠越えを迎えるのに、、、
花折峠を越えて、国道367号線鯖街道の長い下り区間を走ります。
比良御殿山ルート登山口になっている葛川坊村町で撮影。
さらに走り続けて、高島市村井で林道鵜川村井線で山を上ります。
村井フィッシングセンターが目印です。
この村井フィッシングセンターでもフライフィッシングできるのですけどね、、
このような林道
斜度はきつくありませんが、落石の尖った石でタイヤを5mmサイドカットしてしまいました。
チューブレスタイヤなので、このパンク修理キットで修理しました。
タイヤサイド寄りだったのでシーラントが塞いでくれませんでしたね。
パンク修理キットと予備チューブは必須です。
荷物になりますが走れなくなったらどうしようもありません。
この横谷トンネルが真っ暗しかも、トンネルの中でアップダウンがあるのです。
反対側の明かりが見えないので、感覚が狂ってきてなかなか怖い。
ライトを最大照度にして、ベルを鳴らしながら通り抜けました。
こちらに詳しい情報がございます。
横谷トンネルを通り抜けたところで、年配のローディの方がおられました。
挨拶して少し話をすると、このあたりのことを教えてくださいました。
畑の棚田のことや、ここに上ると景色がいいよ。とか。
お礼をいって出発です。
害獣除けのフェンスを通り、棚田へ。
教えていただいた通りのすごい傾斜です。
県道296号線(畑勝野線)で鴨川の上流へ。
今日の目的地、ガリバーフィッシングガーデンに到着です。
思わぬ峠越えと、パンクにより到着が遅れましたが、100km5時間30分でした。
さて、肝心の釣りですが、
全く釣れません!!
岐阜県高山市と滋賀県高島市では、水温・気温に差があって、魚の活性が異なるそうです。
ニジマスなど鱒類は冷たい水温・気温を好むらしく、この日のように気温20度を越えると水底でじっとしているとのことです。
それに合わせた釣りをする必要があるのですが、そんな方法や道具など知りません。
手の施しようがない状態だったのですが、たまたまriver peakの代表の方とも親しいというフライフィッシングをされている方がおられて、手ほどきしていただきました。
「ルースニング知ってますか?」
「なんでっかそれは?」という状態だったのですが、ルースニングの仕組みと仕掛けを教えていただきました。
ルースニング=フライのウキ釣りということかな。
キャストからアタリまでいろいろ教えていただき、なんとか釣れました。
2匹目!!
思っていたフライフィッシングとずいぶん違ったのですが、このようなフライフィッシングもあるのですね。
午後2時半を過ぎたところで、帰宅の途に付きます。
考えてみれば、午前10時過ぎから午後2時過ぎという、魚がもっとも活動していない時間帯に釣りをしていましたね。
朝5時に走り出して、フィッシングガーデンで4時間あまり、僕自身は十分に活動しました。
もっと釣れるようになる秋口に再訪します。
この日は快晴でしたね。暑すぎるくらいだったかも。
ロングライドと林道とおまけにパンク、そしてフライフィシングと濃い一日でした。
自転車とフライフィッシングは両立できます。
魚は持って帰れないけど。
楽しみ方はいろいろですね。