自転車工房エコーの唯さんに注文した2台目のスポルティーフ。
気になる方は気になるであろうジオメトリ。
皆さんは乗っておられるフレームのジオメトリをご存知ですか?
僕の回答は、「唯さんに聞かな、わからん」というもの(笑)
ジオメトリ、、、ナニソレオイシイノ??
注文時に唯さんにお願いしたのは、
1)試乗車ツーリング車(24号車)みたいにビターっとタイヤが路面に吸い付くもの2)ホリゾンタルフレーム
3)ディスクブレーキ
4)フロントシングル
くらいしか、伝えていません。
唯さんと話し合って決めたことは、
1)フロントフォークどうする?ストレートになるよ
カーボンフォークを注文手配することも出来ましたが、今回は唯さんに製作をお願いしました。重くなるよとのことでした。
試乗車ツーリング(24号車)はリムブレーキだからベントフォークだけど、スルーアクスルのディスクブレーキだと強度の関係でストレートフォークになるよ。
このフロントフォークに↓ ディスクブレーキはダメらしい。
(厳密にはクイックリリースのディスクブレーキならベントフォークで製作できるけど、スルーアクスルのディスクブレーキでは製作しないそうです。)
クイックリリースのディスクブレーキハブを手に入れようとしても入手困難ですよね。
2)フロントキャリア同時製作。とリアにも今後のことを考えてリアキャリア用ダボを取り付け。
*この時、唯さんには面白いフロントキャリのアイデアが湧いたそうな・・・・
3)タイヤは、700×38Cくらいまで履けるようにしておこう。
4)ヘッドパーツは、手元にクリスキングがあるからこれにしよう。
*まあ、ヘッドパーツほど規格が乱立していて理解するのが難しいですね。
使えるのがある!というので即断です。
この会話のやり取りで唯さんの頭には、フレームの完成形がイメージできているのでしょうね。
今回のオーダーフレームは、このような感じで決まりました。
これでいいのでしょうか??
自転車の総合サイトFRAMEにオーダーフレームに関するエントリーがあります。
このエントリーの中で一番大事だなと思ったのが、この文言。
――フレームオーダーを検討しようと思ったら、まず何をすればいいですか?
人が作るものなので、オーダーする人とビルダーとの気持ちが通じていることが大事です。
僕の場合は、自転車工房エコーが大阪府吹田市から兵庫県三田市に移転してきて、たまたま通りがかったところにお邪魔しだしました。
2年くらいはフレームをオーダーしようと思っていませんでした。
ロードバイクを所有していて、自転車工房エコーでどんなフレームを作ってもらおうか、どんなものが欲しいのかイメージが沸かなかったのです。
リムブレーキからディスクブレーキへ、そしてグラベルロードというジャンルが登場しだして、ようやく欲しいと思うフレームがイメージできました。
それがグラベルTADA車でした。
自転車工房エコーの唯さん自身が自転車に乗るということもあり、朝練などの機会にご一緒することで気心も知れて、唯さんが作ったものなら大丈夫!!、と思えるようになりました。
こうなればオーダーすることになんの躊躇も心配もいらないですね。
オーダーフレームは、ビルダーがお客さんの要望を聞いて、完成形をイメージしてそれをモノとして製作するのですが、お客さんの要望と出来上がったものに何らかの、齟齬がきっとあると思います。
唯さんをはじめとするビルダーの方は、お客さんの要望を最大限実現しようとされていますが、100%にはならないのも確かだと思います。
その穴埋めをするのが、ビルダーの方との気持ちの通じ合いなのだと思います。
自転車工房エコーに訪問して、唯さんとお話して、沢山の試乗車を乗ってみて、唯さんが作った自転車を体で感じて、唯さんの為人を知って、ぜひフレームをオーダーしてください。
きっと唯一無二のフレームに出会うことができると思います。
ということで、このフレームのジオメトリを教えてもらいに自転車工房エコーに行ってきます。