カセットスプロケット(スプロケ)が摩耗するなんて、都市伝説だと思ってました。
信号待ちからのスタートで、踏み込んだ時に「ガガガッ!」とチェーンが滑り、何か可怪しい!!と思った始まりでした。
オイル?チェーンの伸び??
変速でおかしいな!?と思ったら、まずチェーン、スプロケ、チェーンリングをがっつりキレイに清掃すれば、これまでは元に戻りました。
ラバッジョさんのようにキレイにできればいいのですが、、、
ネットを参考にいろいろ試してみて、チェーンを外さなくても、かなりキレイにすることが出来るようになりました。
自宅バッチョと自称しております。
まず、チェーンの汚れ(オイル)を落とします。
ヴィプロスの反応乳化型ハイブリッド洗浄剤を刷毛や古い歯ブラシで、チェーンなどの駆動系周りに塗りつけ
ケルヒャーのモバイルマルチクリーナーで洗い流します。
*モバイルマルチクリーナーは水道圧の約2倍程度の低圧なので、ちょうどよい水圧だと思います。
これだけでも随分キレイになります。
なお、ラバッジョさんは1台20分少しでピッカピカになりますが、自宅バッジョだと、その3倍は悠に掛かっています。なおかつ、駆動系周りだけ。
さて、ここからが本題 。
スプロケの汚れもヴィプロスを刷毛で塗り塗りして、洗い流してキレイにします。
ふとスプロケの歯を見ると、エライチビとるやん!!
(標準語訳:とても磨り減っていますね!!)
写真の赤丸で囲ったところが一番減っています。
6速(6枚目)21Tがもっとも酷いですね。
*写真は掃除した後、もう一度組み立てて走ってみたので、再度汚れています。
走行時、6速でかなり滑ります。
大体停止時に4速25Tにして、5速23T>>6速21Tと上げますが、明らかに滑るため、気遣ってにクランクを回さなければならない状態でした。
これでは、使えん!!
ということで、シマノの105グレードのチェーンと、CS-R7000 11-32Tに交換しました。
このスプロケは、有名海外通販のCNC加工 カセットスプロケット11-34Tです。
履歴を見ると2020年9月に購入して、通勤バイクに取り付けていたので、使用距離は6000kmから7000km程度でしょうか。
通販サイトのサポートに、問い合わせてみました。
シマノのスプロケットと同様、
耐久性は1万から2万キロとなります。あいにく使用用途や使用環境また保管状況が不明なため
商品自体の欠陥が証明できず、メーカー保証の対象外となっております。
交換前にチェーンチェッカーで確認したところ0.75ははまり込みましたが、
1.0ではチェッカーがはまり込まない程度のチェーンの伸びでした。
御連絡頂いた使い方ですと、レースや長時間過度に負荷がかかる状態でないため刃こぼれが起きるというのは非常に稀かと思います。
チェーンが滑るとのことですが、こちらチェーンの伸びは如何でしょうか?
チェーンが伸びている場合は変速や走行性能に影響が出る場合がございます。
あいにく頂いた情報ではメーカー保証の適用範囲外となりますが、
メーカーへフィードバックを行わせて頂きますので
お手数ではございますが刃こぼれが発生しているような事が分かる画像を頂けますでしょうか?
使用していたチェーンは、KMC X11 11 Speed Chainでした。
お写真ありがとうございました。
メーカーにもその旨フィードバックと写真の提出を行いました。
メーカーからも頂いた意見や使用感想等は今後の製品開発に取り入れていくと回答がございました。
というようなサポートの方と情報共有のやり取りを行いました。
個人的には、今回の滑りの事例が発生するまでは全く問題がなく、とても自分に合った走りやすいスプロケでした。
えふえふブログさんにカセットスプロケット磨耗のエントリーがありました。
とても参考になります。
カセットスプロケットは1ピースごとにバラ売りをしております
なるほど、シマノのスプロケは摩耗したピースだけを入手することが出来るのですね。
6ヶ月から7ヶ月、毎月1000kmの使用で、6000kmから7000km。
チェーンとスプロケの交換することになったのですが、販売元にああだこうだ言う気はさらさらなく、一端の自転車乗りになれてきたかな!?という話でした。