30年来の友人(親友といっていいな)にマウンテンバイクを譲ることにしました。
文化の日が休みになった!!ということで、それなら「しまなみ海道走りにいっちゃう!?」
午前5時に宝塚インターを出発し、尾道を目指しました。
とりあえず、自転車としまなみ海道の基礎知識を得てもらうために、車中ではアニメ「ろんぐらいだぁす」の上映会となりました。
午前8時半に尾道駅前駐車場に到着し、2台の自転車を組み立てて、尾道駅前の渡船に乗船。
しまなみ海道を走るローディーと一般のお客さんが同居している空間が面白いですね。
急ぐ旅ではないので、向島の渡船のりばで記念撮影。
今日は親友のサポートに徹するということで、リアラックを取り付け、パニアバックを装備しました。
マウンテンバイクの予備チューブや、サドルクッションや上着などを収めています。
旅の終わりにはお土産物でぱっつんぱっつんになりましたね。
親友は「この10年 自転車に3キロも乗ってないけど、大丈夫かな」と旅の始まりから心配していましたが、「大丈夫大丈夫!!世界に認められたしまなみ海道だよ!!」とまったく根拠のない励ましで、いざスタート!!
向島の海岸沿い。
「思ったより簡単にスピードでるんやね」という親友の驚き。
でしょ、フロントシングルにして、チェーンも交換して、今日のために整備したんだよね。
岩小島に掛る向島大橋が見える場所。
ほどなくして、因島大橋の見える海岸沿いの展望所に到着。
見事な逆光でしたが、お決まりの記念撮影!!
いつ来ても因島大橋もすげぇ、ですね。
因島大橋へ上りましょう。
「平均斜度3%の穏やかなのぼりよ」とアニメ「ろんぐらいだぁす」で一ノ瀬弥生さんが言っていた坂ですね。
「穏やかな上り」というものを体感してもらっています。
因島大橋の入口に到着。
我々が通り時は、誰にも出会わない最高のタイミングでした。
瀬戸内の小島を見下ろしながらのサイクリングは格別でしたね。
因島大橋で因島に渡ったところで上り返して。「はっさく屋」へ。
いつもは、お店が開くより早い時間や、売り切れた遅い時間にしか通らなかったので、営業時間での訪問は初めてでした。
それぞれ、家族土産を購入してパニアバックへ。
因島重井付近の小さな峠にて
三原市が見える海岸で記念撮影。
道を間違って、手前で余計な坂を上ったね。ごめんね。
因島から生口島に渡る生口橋まで上るのが辛い。。といことなので、「じゃあ、手前の金山港から、対岸の井口島赤崎へフェリーで渡ろう。」と提案したのですが、土曜日、日曜日、祝日は運休でした。
親友は這う這うの体で上りました。
こっちの上りの方がさっき(因島大橋への上り)より、キツイな。という感想。
(そうか?斜度が一定なのでめっちゃ上り易いと思っていたのはナイショ。)
しまなみ海道では有名なドルチェにお昼前の到着。
予定では、生口島瀬戸田でたこ飯を食べて、多々羅大橋を渡り、サイクリストの聖地までいって、このドルチェに戻る予定でしたが、親友の距離が延びるのは嫌や!!ということで、先にジェラートを食べることとしました。
ジェラートには寒い時期になってきましたね。
フェリー乗り場を先に確認しておきます。
こちらは、生口島から高根島に掛る高根大橋。
ちどり食堂でたこ料理をいただきました。
生蛸刺し いろいろな部位が味わえて美味しかったです。
蛸飯
ちどり食堂で食べ終え、瀬戸田梅月堂で、レモンケーキのお土産を買っていたら、午後3時のフェリーの出航時間が近づいてきました。
多々羅大橋を渡る時間的な余裕はなかったですね。
この便はお客さんがずいぶん多く、この大量の自転車は積めるんか??と思いましたが、積み切って、予定時間15分遅れで出航。
ドッグに入っている海上保安庁の巡視船が見えたり。
通ってきた道が見えたり。
40分で尾道港へ。
うたた寝もできて、よい船旅でした。
四半世紀以上の付き合いの親友としまなみ海道を自転車で走るとは感無量!!
距離は40㎞と短いですが、親友にとっては大冒険でした。
普段のソロライドと違って、ゆっくりな旅でしたが、こうゆうものアリかな!?
辛いところでは「無理やわ!?まって」と言ってくれる間柄なのが、いいかもしれない。
この歳で冒険(わくわく)を味わえるのが自転車のいいところですね。
次はどこへゆけるかな??