- はじまり
- 特殊装備ハンドルカバー装着
- 姫路城から南下し、はりまシーサイドライン(国道250号線)へ
- だるま珈琲で珈琲とトーストを
- 赤穂御崎の三島屋本店で塩味饅頭
- 2度目の日生
- 絶品カキオコと牡蠣の鉄板焼き
- 次なる目的地は西片上
- 片鉄ロマン街道でJR和気まで
- おしまい
はじまり
親戚が入院したと連絡を受け、仕事帰りにお見舞いに行き、大したことが無くてホッとした帰宅途中の暗がりで、信号を渡ろうと走り出そうとした瞬間!!
段差に蹴躓いて、携帯の画面をバキバキに割り、右頬をすりむいてしまいました。
「もう若くはないんだから、(今回のことは)よく戒めよう!!」
と思った13日の金曜日でした。
そのようなことが、前夜にあったにもかかわらず
またまた来ちゃった姫路城!!
特殊装備ハンドルカバー装着
今回はこのようなスペシャル装備でやってまいりました!!
有名なBAR MITTS(バーミッツ)に似た(パ●モン)のハンドルカバーを導入してみました。
ライトと合わせて、とても昆虫的なスタイル!!
早朝5時過ぎに出発し、ガーミンがマイナス気温(最低マイナス5℃)を表示し続けるなか3時間走行したのですが、ハンドルカバーの中は、薄手の手袋で問題ありませんでした。
袖口から吹き込んでくる空気は冷たいのですが、冬用グローブでも指先が痛くなるであろう寒さも、ずいぶん快適でした。
難点はこの3つかな。
●(追い抜かれるより)反対車線のトラックの風圧にバイクが振られる。
●下ハンを持てないのは、けっこう窮屈。
●ハンドルカバーが思った以上に嵩張るので、収める場所が必要。
(オルトリーブのサドルバックMには、輪行袋とハンドルカバー片方、もう片方はフレームバックに収めました。)
姫路城から南下し、はりまシーサイドライン(国道250号線)へ
つい1か月前、はりまシーサイドラインを走ることを目的にやってきたのですが、今回はシーサイドラインは追加地点となりました。
はりまシーサイドラインは走り易いですね。
姫路市を走る間は、臨海工場地帯ということもありトラックも多いのですが、揖保川を西に渡りたつの市御津町に入ると一気に交通量が減り、走り易くなります。
そして、たつの市御津町石見から相生市の万葉岬の麓まで距離が10㎞と、とても手ごろな距離で、斜度も厳しくありません。
一気に走ることができる距離でもありますし、休憩や散策に室津の港を訪れることができるので、とてもバランスのいいルートだと思います。
地元の方は「七曲り」と呼んでいるとのこと。
石見の海岸線
こちらは、室津の港。
写真では見えないですが、眼下に港の魚市場があります。
ガーミンの気温表示も8℃ほどになりましたので、ハンドルカバーを外しました。
海岸線の上り下りは、下ハンが使えると楽ですね。
たつの市から相生へ。
向こうが万葉岬かな。
この手前の柏公園の付近から、お腹が空いたなぁ、力が出ないなぁ。
ハンガーノック寸前でした。
出発後、道の駅とうじょうで休憩してから、ここまで80㎞。
休憩なしに走り続けたので、走りすぎでしたね。
補給地点、だるま珈琲までは、ルートが頭の中で描けるくらい近いので、一気に行くことにしました。
だるま珈琲で珈琲とトーストを
到着がお店がオープンして15分後という絶妙なタイミングでした。
コクのあるコーヒーということで、マンデリン
とにかくカロリー補給ということで、アイス乗せ蜂蜜トースト。
他にお客さんが来られなかったので、マスターとゆっくりお話ができました。
この日赤穂では、赤穂義士による吉良邸討ち入りの日ということで、赤穂義士祭が行われているとのことで、赤穂市内は大渋滞ですよ。との話でした。
国道250号線を使わず前回の赤穂御崎周りの海岸線を使うことにしました。
マスターには、ボトルに補給してもらい、わざわざ玄関先から見送っていただきました。
相生市から赤穂市までは、国道250号線を使わず、県道568号線から県道458号線へ通るルート。
自然の中に屹立するIHIの播磨工場や、関西電力相生発電所など、壮観な景色を見ることができます。
いとをかし
ドーーンとそびえる鉄塔!?煙突ではないな。なんだろう!?
この海は、赤穂市に入ったところで眺めた坂越湾だったかな。
坂越(さこし)の町並みを通ってみました。
奥藤酒造郷土館のようです。
折り返し、坂越トンネルを潜り再び坂越湾へ
アース製薬坂越研究所があったりします。
県道32号線で、赤穂御崎へ。
赤穂御崎の三島屋本店で塩味饅頭
またまた立ち寄ってみました。
塩味饅頭の三島屋本店
このような狭い道路に面しています。
車だとどこに駐車するのかな?
先月とは掛け軸が変わっていますね。
自宅と妻の実家のお土産を買って、携帯リュックに収めました。
渡り鳥が沢山休んでいました。
2度目の日生
やって参りました岡山県。
JR寒川駅前にカキオコ発祥のお店 たまちゃんがあります。
今回は、直ぐには目的のお店には行かず、五味の市へという場所がどのようなものか確認に行きます。
ちょうど日生港から小豆島行きのフェリーが出発しました。
凄い牡蠣殻の山。
グランドの白線になったりするそうな。
着いた!!五味の市
凄い人だ!!
入るのはあきらめよう。バイクラックも見当たらなかったですね。
数百メートルで静かな港。
絶品カキオコと牡蠣の鉄板焼き
今年の1月ぶりの「もりした」で、カキオコをいただきます。
「もりした」さんで頂くには、順番にお店に入り、空いている席に適当に腰掛け、お店の方が注文を聞きに来るのを待ちます。
カキオコが出来上がったら、鉄板の前に案内されるので、美味しくいただく手順です。
なお、丁寧に牡蠣に火を通されるので、出来上がりに時間が掛かりますので、急いでいる方はやめておきましょう。
30分はみっちり待ったかな。
半分は醤油で味付け。
半分はソース味。
醤油とソースを楽しんだら、一味と山椒で好みの調整して楽しみます。
せっかくなので旬の牡蠣の鉄板焼きも注文しました。
「美味しかったです。また来ます!!」と挨拶して再び西へ向かいます。
次なる目的地は西片上
雲行きが怪しくなってきました。
カキオコのもしりたさんで、お会いした常連さんと話していたのですが、この時期は午後から曇りが多いとのこと。
どんよりとした空でも、初めての道は楽しい!!
備前市西片上の「市民センター前交差点」で、国道は岡山方面へと、赤穂・姫路方面へ分かれるT字路になるのですが、自転車のみ直進できる専用道路がありました。
片鉄ロマン街道でJR和気まで
西片上から始まる「片上(かたかみ)鉄道跡」が、サイクルロード(歩行者もおられます)になっているのを知ったのが、元プロレーサーの三船雅彦氏のブログでした。
岡山県が推奨する8つのサイクリングロードの一つです。
片鉄ロマン街道ルート | ハレいろ・サイクリング OKAYAMA
「ロードバイクの上から車窓からの景色が見える。」ということでいずれ走ってみたい!!と考えていたのですが、予想以上に早く来れました。
日生から近かったし。
この場所が、スタート地点のようです。
JR西片上駅の裏で、分かりにくい場所と聞いていたのですが、日生から国道250号線を通るルートだと、ブルーラインに沿って走るだけでここへ到着しました。
なお、周りにはお店などありませんでしたので、補給には気を付ける必要があるでしょう。
1㎞ほど離れた場所にサイクリングターミナルがあるそうなのですが、よくわかりませんでした。
JR赤穂線の高架橋
しばらく上りが続きます。
ですが、線路跡なので列車が上れないような斜度はないはずです。
ほどなく、トンネルがありました。
「峠清水トンネル」とのこと。
トンネルの中に境界の表示がありました。
なんと、綺麗で明るいトンネルです。
国道374号線と並行して北へ。
スピードを出す雰囲気ではありません
旧清水駅のプラットホーム跡
旧清水駅からしばらく下ると、山陽自動車道和気インターチェンジがあります。
お店も自販機もあります。
サイクリングロードは、(途中工事中のため迂回する場所もありましたが)国道374線に沿って走り。
来年の春にはこちらに来る機会がありそうなので、片鉄ロマン街道70㎞を走破してみようと思っています。
おしまい
いやあ、2度目のカキオコライド 日生までの150㎞はこれまで走ったルートを繋ぎ合わせたものだったので、あっという間の到着でした。
段々と周りの景色が見えてきましたね、次はこっちを通ってみても面白いかも、とか発見があります。
片鉄ロマン街道の和気から先、津山市まで未踏になりましたので、ルートを繋ぎ合わせる次のライドが楽しみです。
ミニベロで日生まで輪行する方法も、いいかもしれません。