尾道から、しまなみ海道を存分に楽しむつもりでしたが、台風22号の影響で雨!!、ということでプランを変更し、広島県呉市まで足を延ばしました。
天気予報では、午前9時頃までなら、まだそれほど降らない予測だったので、それまで走れるぞ!!
雨の合間に走るので、時間節約のためにとびしま海道の最初の橋(安芸灘大橋)の近くまで車で移動することに。
バラバラと結構な雨が降るなか、安芸灘大橋の近くで、車を止めておける場所を見つけることができなかったので、橋を渡ることにしました。
有料なのは分っていましたが、720円も必要とは。。。
安芸灘大橋を渡ったところに、白崎園というパーキングがあったので、ここでバイクを組み立てます。
時間は午前5時半ごろ。
こんな感じで真っ暗。(この日の日の出時刻は午前6時25分)
スマホで雨雲の動きを見ながら、雨が小降りになった5時40分ごろに出発。
ちなみに、ナイトライドも、雨天ライドも、初体験という初めて尽くしです。
最初の島は、下蒲刈島(しもかまがりじま)と読むのですね。
県道74号線沿いに進みます。
下蒲刈町の町を通るのが、ルートのようですが、上りルートを選んでしまいました。
おかげで、港町の灯りを眺めることができました。
煌々と船の灯りが、幻想的です。
場所は、蒲刈町田戸の辺り。
砕石を船に積み込んでいるようです。
上蒲刈島は、アップダウンがありますね。
次の島に渡る豊島大橋ですが、その手前のトンネルを抜けたところで、きつい雨が!!
少し雨宿りして、行こうか、戻ろうか考えましたが、ここまで来たら行くしかない!!と決心し先をめざしました。
豊島はそれほど大きい島ではないので、先ほどの豊島大橋を下り、道路沿いに走るとまた登りとなります。
豊島の町をショートカットしていました。
ミカン畑の下に街並みがあります。結構な上りです。
大崎下島の海岸沿いの道路
ようやく明るくなりました。
ブルーラインも良く見えます。
サイクリングロードの案内。
雨もほとんど降っておらず、快適です。
県道ではなく、広域農道なのですね。
まっすぐ進めば、御手洗街並み保存地区。
左折して岡村港を目指します。
岡村港は、分岐から5kmほどでした。
誰にも出会わない午前7時半。
自動販売機でミネラルウォーターを補充し、出発。
次なる目的地、大崎下島の御手洗地区が対岸に見えます。
無人販売所で、岡村みかんが売られていました。
みかんとレモン一袋ずつならサドルバックに入るな、ということで購入。
大崎下島の大長港のあたり。
山側を眺めると急な斜面です。
この斜面を利用して柑橘類を栽培しているのですね。
そして御手洗港がある『豊町御手洗重要伝統的建造物群保存地区』に到着。
町の入口の建物を眺めます。
時間があれば、ゆっくり散策したい場所ですね。
雨の気配もあるので、直ぐに出発。
大崎下島は、先ほどの北側ルートだと、豊浜大橋までは8.5km。
南側の県道355号線の海岸ルートだと10km少しとの表示があったので、南側を進むことにしました。
それほど、道路状態も悪くなく、車も少ないので、気持ちよく走れます。
が、一カ所だけ、道路の真ん中にまっすぐ幅1mのグレーチングの溝があり、これはこけたかな。と覚悟する箇所もありましたが、回避できました。
ここは、気を付けましょう。
戻ってきました豊浜大橋。
下から眺める橋は壮観ですね。
豊浜大橋からまっすぐ、ミカン畑の農道を通り、豊島を通ります。
しまった、また町中をショートカットしてしまった。
海岸沿いはいいな。
遠く豊島大橋が見えます。
豊島はすぐ過ぎて、登りになります。
みかんの無人販売所には、1年間かけて育ててるので、持って行かないでね。と書かれています。
気持ちの問題なので、そのような失礼なことはしません。
日中だと、特に印象がないかも。
下蒲刈島に戻ってきました。
ゴール間近なので、少し観光地を見てみます。
このお店のショーケースのサンドイッチが見えたので、思わず購入。
ずっしりとボリュームがありました。
そして、安芸灘大橋のスタート地点に戻ってきました。
ちょうど午前9時。
雨が強くなってきました。
初めてのとびしま海道、初めてのナイトライド、初めての雨天ライドと初めて尽くしでしたが、無事終了。
雨のなか思い切って、走ったことは今思えばいい経験でした。
次にここを訪れる時は、ゆっくり観光しないといけないですね。