ロングライドいったきり

話し出したら長くなるのですが、近くの自転車屋さんが閉店してしまってしょうがないので、自分で修理を始めたら、意外とできるやん!!からロードバイクに手を出してしまいました。あ、簡単に書けた。。。

チューブレスで困った話:パナレーサー RACE A EVO4 TLC 700×25C

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はじめに 

メインのバイクにはEASTONのチューブレスホイールを使用しています。

生意気にもリムサイズが異なるものを2セット持っています。

購入当初はオーバースペックだな、と思っていたのですが、ようやく乗れるようになってきたように思います。

 

組合せ:(その1)EASTON EC90SLとIRC FORMULA PRO TUBELESS RBCC 25C

この組み合わせがメインのホイールとタイヤです。

使い始めて1年と少しが経過し、距離も4000㎞を越えました。

hiro32c.hatenablog.com

タイヤが消耗してきたようで、交換時期を迎えて

 

おにゅう峠のライドで、キズを付けたようで、フロントタイヤがパンクしてしまいました。

TIME Fluidity:おにゅう峠を滋賀から福井へ越えたライド - ロングライドいったきり

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組合せ:(その2)EASTON EC90 Aero 55とパナレーサー RACE A EVO4 TLC 700×25C

ディープホイールが欲しい!!ということで、海外通販で破格値を見つけ、国内価格の3分の2程でEASTON EC90 Aero 55を購入しました。EC90SLから8か月後だったかな。

 

ホイール重量が

EC90SLは1,473g。

EC90 Aero55が1,670g

約200gの重量差があります。

 

その差を少なくするために、発売されたばかりの軽量なチューブレスタイヤ パナレーサー RACE A EVO4 TLC 700×25Cを取り付けました。

 

IRC FORMULA PRO TUBELESS RBCC 25Cが280g

パナレーサー RACE A EVO4 TLC 700×25Cが210g

タイヤ2本で重量差が140g縮まりました。

 

でも、パナレーサー RACE A EVO4 TLCは、シーラント必須なので、1本あたり30mlとして、60gまた差が広がります。

まあぶっちゃけホイールとタイヤの重量差なんて、己の体重の増減で帳消しになる数字なので関係ないわ!!と思っていました。

 

EASTON EC90 Aero 55とパナレーサー RACE A EVO4の初ライドは、大崎上島と神峰山ヒルクライムを含む瀬戸内のライドで、まったくディープリム向きではないライドでした。

hiro32c.hatenablog.com

見た目は、こんな感じ

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パナレーサー RACE A EVO4 TLCは、IRC FORMULA PRO TUBELESS RBCCと比較すると、固いのです

www.cyclesports.jp

シーラント必須のチューブレスレディとシーラント不要のチューブレスの違いなのでしょうか?

タイヤに空気保持層があるという、IRC FORMULA PRO TUBELESS RBCCの方が乗り心地がとてもいいのです。

https://cdn-img.cyclesports.jp/wp-content/uploads/2019/06/22161604/117397_02.png

 

 ワイズロードさんのエントリーにも書かれているのですが、オールラウンドに使えるレースモデルであるパナレーサー RACE A EVO4 TLCは、軽さのために乗り心地が犠牲になっているのかもしれません。

ysroad.co.jp

 

空気抜けで困ったパナレーサー RACE A EVO4 TLC

乗り心地については、まあ隣において、パナレーサー RACE A EVO4 TLCは空気が抜けるのですね。

特にフロントタイヤの空気抜けが顕著で、走り出す前に空気圧を確認して、走り終えた際に確認すると明らかに空気圧が減っているのです。

3日ほどそのままにしておくと、ベコベコになってしまいます。

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うーーん、タイヤをはめ込むのが失敗したのか、それともシーラントの量が少ないのか、取り外してシーラントを多めに入れても状況は変わりませんでした。

 

そんなこともあり、パナレーサー RACE A EVO4 TLCを履いたホイールはあまり使わなくなりました。

 

パナレーサー RACE A EVO4 TLCがどうも不具合らしい

先ほどのワイズロードさんのエントリーの後ろの方に書かれているのに気が付いたのですが、

パナレーサーから初期ロットに対する交換対応が発表されました。理由はエア抜けが早い個体があるから、というもの。※もちろんシーラントを入れてのチューブレスレディでの運用において。チューブドでの使用は除く

下記に該当する商品は良品と交換できますので、「エア抜け早くね?」という方はご確認ください。

交換対象の製造ロット:1903
パッケージのバーコードラベル右上の番号でご確認ください。
パッケージを破棄していてもエア抜けが早い症状が確認されれば交換対応してもらえます。詳しくはパナレーサー様のお客様相談室 (フリーコール 008822 5381 平日 9:00~17:00)にお問い合わせください。直接ユーザー様とのやり取りもしてもらえますし(自分で作業できて急ぎならこの方法がお薦め)、ショップを通しての交換もしてもらえます(急いでいなくてショップに交換を頼むならこの方法がお薦め)。

 とのこと。

パナレーサーのお客様相談室にメールをしたところ。

当該製品に関しまして、申しわけございませんが
現在工場に交換できる在庫の準備がございません。

その際はお手数ですが一旦お手持ちの製品を弊社まで
お送りいただき、タイヤ代やシーラント代などの領収書があれば
ご一緒に同封をお願いいたします。
もし破棄されている場合は覚えているだいたいの金額を
お教えいただければと思います。

 という返事をいただきました。

 

タイヤのパッケージも領収書も、既に捨てているので購入代金はいくらだったかな?と覚えていなかったのですが、購入したウエムラサイクルパーツに行って、メンバーズカードから購入時期(2019年5月)と購入金額を調べていただきました。

レジで30秒ほどで判明しましたので、なるほどメンバーズになっておくメリットはこのような場合に発揮されるんだな、と感心しました。

 

その後、パナレーサーのお客様相談室宛にタイヤ2本とシーラント、購入金額の説明を同封して、宅配便で送付。

数日後、銀行口座に入金がありました。

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僕が問い合わせた数日後、株式会社パナレーサーWebsiteに不具合についてのニュースが掲載されましたので、同様な症状の方は、まずはお客様相談室に問合せください。

https://panaracer.co.jp/lacne/news/upload/PIF19-001.pdf

 

おしまい 

 今回は、製造したタイヤの品質に個体差が出てしまい残念な結果になってしまいましたが、株式会社パナレーサーさんの対応は誠実だと思います。

別のロードバイクで使用しているパナレーサーグラベルキングは、山岳道の少々の段差でもガツンガツン平気なので、とても頼りにしています。

今後も購入の選択肢から、外しことはないです。