「この世界の片隅に」スタンプラリー
呉を訪問しようと思った理由の一つが、「この世界の片隅に」のスタンプラリーがあったからです。
「この世界の片隅に」スタンプラリー開催のお知らせ - 呉市ホームページ
2016年公開の映画を最近のNHKで見て、感動というか映画の舞台を訪問したいなぁ。と改めて思ったからです。
なお、呉訪問は初めてではありません。
さて、早朝の呉ポタリングから大和ミュージアムに戻ってきました。
TIME Fluidity:~呉ポタリング~・アレイからすこじま・高烏台・音戸渡し - ロングライドいったきり
スタンプ設置場所:大和ミュージアム
スタンプラリーの台紙が、大和ミュージアムに置いてあるので、午前9時のオープンと同時にスタンプラリー台を探します。
場所がよくわかりません。ようやく係の方に聞いたら、ミュージアムショップ横のコインロッカーの前にひっそりと置かれていました。
鎮守府巡りのスタンプラリーもありました。
呉に帰港した戦艦大和を指して周作さんのセリフらしいですね。
うーーん、アニメーション映画であったっけ?原作だけかな。
スタンプ設置場所:鶴岡一人記念スポーツ会館
呉市内の今西通りを北西に、鶴岡一人記念スポーツ会館を目指します。
ロードバイクだと移動しやすいでした。
実は、呉市スポーツ会館の入口にスタンプ台はあったのですが、GoogleMAPだと隣の鶴岡一人記念球場の方へ行ったり、公園の中を通ったり迷ってしまいました。
こちらの方はアニメーション映画では出番が少なかった白木リンさんかな?
スタンプ設置場所:千福ギャラリー三宅屋商店
「千福ギャラリー」とGoogleMapで検索しても表示されませんでした。
「三宅屋商店」だと一発でした。
長ノ木トンネルを西に抜けた先、我妻1丁目の交差点。
なんか煙突があるな、こんなところに製鉄所があるのか!?と思っていました。
ここが、千福ギャラリー三宅屋商店だったのです。
三宅屋商店は地元では超有名な日本酒メーカーでだったのですね。
お酒が飲めないもので無知でした。すみません。
10時のギャラリーオープンと同時に入店させていただきました。
三宅屋商店のオーナーさんなのでしょうか、いろいろなことを教えていただきました。
表にそびえたつ煙突は最大7台あったこととか、戦中は満州にも工場があり、敗戦ですべての資産を失ったこと。手を引かれて満州から引き揚げた思い出。
会社情報|社長からのメッセージ||広島県呉市の日本酒メーカー「千福・三宅本店」
社長さんのメッセージにも、波乱の創業160年が書かれていますね。
それ以外にも、日本帝国海軍の浅間や生駒に乗せられ、品質に変わりがない軍用酒として認められたその証明書も置いてありました。
で、こちらは千福ギャラリー三宅屋商店のスタンプ。
なんのシーンなんでしょうか?
千福の日本酒を買いたかったのですが、「加賀」とか。
日本酒は飲めないし、家のものを誰も手を付けないので、「この世界の片隅に」の冒頭に登場する焼きのりを購入しました。
とても居心地の良いギャラリーですね。
スタンプラリーが無ければ、来ることが無かった場所です。
事前に連絡しておけば、工場の見学もできるそうです。
会社の旅行で来たいですね。
スタンプ設置場所:街かど市民ギャラリー90(くれ)
三宅商店から国道158号線で、呉中央通り商店街へ。
「街かど市民ギャラリー90」にスタンプ台が設置されています。
土地勘が無いので、気が付きませんでしたが、昨夜、夕食を食べた屋台からほど近い場所にありました。
展示スペースには「この世界の片隅に」のパネルが置かれていました。
3階には、松本零士氏の作品が展示されているそうなのですが、気が付きませんでした。
受付におられた年配の女性の方に、次のスタンプ台の場所を教えていただいたり、マンホールカードというものをいただきました。
「マンホールカード集めているんでしょ?」と聞かれたのですが、ダムカードは知っていますが、マンホールカードは初耳でした。
呉には戦艦大和をデザインしたマンホールがあって、そのカードをここ「街かど市民ギャラリー90」で配っていること。
次のスタンプ台の場所の隣の入船山記念館でも配っているとのことでした。
さて、この「街かど市民ギャラリー90」のスタンプはどんなシーンなのでしょうか?
場所に由来するシーンのはずなのですが、わからないですね。
立ち寄り:高田帽子店
「街かど市民ギャラリー90」から直ぐ近く、会社の大先輩に寄っておくように、言われた高田帽子店に立ち寄りました。
映画のモデルにもなったお店とのことです。
山本五十六元帥も中将時代に訪れた由緒あるお店のようですが、ちょっと敷居が高かったですね。
なにを注文すればよいか、わかりませんでした。
まず、サイクルジャージで訪問するととても場違いです!!
立ち寄り:本田屋カステラ本舗
スタンプラリーで「千福ギャラリー三宅屋商店」から「街かど市民ギャラリー90」へロードバイクで向かっている途中。ふと目に入ったカステラのお店。
街かど市民ギャラリー90の受付のマダムに、「カステラのお店ありますよね?」とお聞きしたら、「本田屋でしょ。老舗だよ。」ということでした。
自宅土産を買いに寄ってみました。
一般のカステラと違ってかなりしっとりとしたカステラでした。
注文しましたら、店主さん(かな?)が、わざわざカステラを取り出して、目の前で切って包んでくださいました。端切れをお土産にもらって、帰りの列車で食べました。
とても美味しいです。
スタンプ設置場所:呉市立美術館
えっと、ここは美術館のエントランスの自動扉の先にスタンプ台が置いてありました。
スタンプを押して出るだけという、スタンプラリーが生かされていない場所でした。
その割にスタンプは、ほのぼのとしていますね。
アニメーション映画でよく覚えているシーンです。
立ち寄り:入船山記念館
呉美美術館に隣接しています。
旧呉鎮守府司令長官官舎があった場所です。
irifuneyama.com会社の大先輩から必ず訪問しておくように言われていましたので、しっかり見学します。
受付兼展示棟の建物を先に見学します。
旧呉海軍工廠(こうしょう)塔時計
旧呉鎮守府(ちんじゅふ)司令長官官舎
洋風と和風が同居した落ち着いた建物でした。
スタンプ設置場所:くれ観光情報プラザ
「この世界の片隅に」のスタンプラリーのゴール地点となります。
JR呉駅から、歩道橋で繋がっている場所で、呉市の観光案内所となります。
スタンプラリーの台紙を係の方に見せて、記念クリアファイルを頂きました。
アンケートにも回答しました。
これで、「この世界の片隅に」スタンプラリーは完了です。
呉市のマンホールカード
「街かど市民ギャラリー90」のマダムに教えていただくまで、全く知らなかった呉市のマンホールカードの1枚がこちら。
マンホールカードを配布します(8月2日開始) - 呉市ホームページ
街かど市民ギャラリー90で配っていたのが、「航行中の大和」
そして、もう一枚は、入船山記念館の受付で頂いたのが、「竣工時の大和」
この2枚が呉市のマンホールカードでした。
呉市のデザインマンホール
これまた「街かど市民ギャラリー90」のマダムに教えていただくまで、全く知らなかった呉市のデザインマンホールです。
戦艦大和のマンホールがあるよ。と教わって探してみました。
場所は、海上自衛隊呉集会所前交差点から、呉市美術館・入船山記念館へ上る美術館通りにありました。
「デザインマンホール」の仲間が増えました - 呉市ホームページ
これで全部かと思ったら、あと2つが旧呉海軍基地(長迫公園)にあるんですね。
また、呉に来る理由が増えた!!
海自カレー2種類
呉ポタリング・「この世界の片隅に」スタンプラリーを昼前に終え、JR呉駅から輪行で帰るのですが、せっかくなので海自カレーを頂くことにしました。
潜水艦「はくりゅう」カレー
入船山記念館からJR呉駅の間にあった「海軍さんの麦酒舘」の海自カレー
練習艦せとゆきカレー
くれ観光情報プラザで、スタンプラリーのクリアファイルを貰ってから、係の方に直ぐ近くで食べることが出来る海自カレーを教えていただいたら、大和温泉物語のレストランおぼろ月の「練習艦せとゆきカレー」を紹介していただきました。
輪行バックのロードバイクを預かってもらえたので、助かりました。
呉市の海自カレーシールラリーのシールが2枚集まりました。
再び、くれ観光情報プラザに戻り、シール2枚でいただける缶バッジを引き換えさせていただきました。
おしまい
午後2時半過ぎのJR呉駅発の列車で帰宅。
とにかく前日のロングライドから、早朝の呉ポタリング、「この世界の片隅に」スタンプラリーからマンホールカードと、とにかく楽しむことが出来た2日間でした。
また、来るな、というか来れるな!!