時を少し遡り、Birdy復活計画の作業の続きです。
前回の作業で、圧入状態になった、ニードルベアリングを取り外さなければなりません。
強引にベアリングを押し込んだのですが、押し込んだことにより、ベアリングの内径が小さくなったのか、シャフトが回転しません。
取り付けるベアリングは、「HK1012」という型式で、内径10φ・外形14φというサイズです。
圧入したことにより、内径が小さくなってしまったのですね。
まずニードルベアリングを取り外します。専用工具があるわけでなく、ボルトとナットを組合せです。ボルトを回して引っ張ります。何事も工夫ですね。
フレームの塗装が剥げてしまっていますが、隠れる場所なので良しとしましょう。
シャフトホールはこのような穴です。
実はリペイントの塗装が乗っているのです。
ホールサイズに近いものに、紙やすりを巻きつけ削ります。
(リューターという機械があれば、あっという間ですが、そのようなものはないので、手作業です。)
まだまだ削ります。
1時間半ほど削り続け、ようやくニードルベアリングを指で、差し込めることができるようになりました。
フレームのシャフト周りの塗装はガタガタですが、プラスチックのスペーサーが入るのでこのままです。
シャフトを差し込み、リアスイングアームを取り付けました。
まだまだ、完成には程遠いですが、一歩、完成に近づきましたね。
今回の作業でわかったことは、『アルミは意外と削ることができる。』ということでした。