ここのところ、週末のたびに雨が続くので、出かけることもままなりませんね。
先日蓬莱峡の入口でチェーンが切れたコルナゴは、変速がおかしくなったので、その原因の調査と修理をしました。
詳しい方が、下の写真を見ると一発でわかると思います。
チェーンが切れた衝撃で、リアディレーラーのガイドプーリ―とテンションプーリの位置がおかしくなっています。
本来ならば、トップギアの真下に、ガイドプーリとテンションプーリが位置するはずなのですが、ガイドプーリ―が12Tの下に、テンションプーリが大きく外側に張り出してしまっています。
原因として、ディレーラーハンガーが歪んでいるのだろうと、「GORIXディレイラーハンガー歪み測定・調整ツール GX-1946」を取り寄せました。
ディレーラーハンガーを取り付けます。
ゲージをスライドさせ、基準点を決めます。
9時の方向:本当は、Oリングを基準にするのですね。
12時の方向:隙間がありますね。
6時の方向:入り込んでいますね。
3時の方向(を上からのぞいています。)9時方向とぴったりなので、水平方向にゆがみはないようです。
ディレーラーゲージのアームを持って、6時方向を引っ張ります。
修正の結果、12時の位置で計測:Oリングと面一です。
9時方向:Oリングと面一
6時方向も、Oリングが面一になるよう修正できたようです。
取替式のディレーラーハンガーは、歪んだ場合交換が推奨されているので、同じものを探さないといけないですね。
でも、ディレーラーハンガーの修正だけでは、ガイドプーリ―、テンションプーリ―の位置がもとにはもどりませんでした。
明らかに、ディレーラーが歪んでいるのですが、とりあえず、シマノのサイトから品番を見つけて、左右のディレーラープレートを取り寄せました。
うーん、プレートの交換だけで直るでしょうか?もっと違う箇所も歪んでいる気がします。。。。。