オーメストグランデ<ミュウメ>のコンポを電動アルテグラのシンクロシフト対応とすることができました。
E-TUBE PROJECT 互換表に基づく構成は下記の通りです。
http://e-tubeproject.shimano.com/pdf/HM-CC.3.2.2-00-JA.pdf
マスターユニット:BT-DN110(内蔵式バッテリー)
ジャンクションA:SC-MT800(インフォメーションディスプレイユニット)
シフター/スイッチ:ST-6871-L&ST-6871-R
リア変速システム:RD-6870
フロント変速システム:FD-6870
PC接続機器:SM-BCR2(バッテリー充電器*SC-MT800に接続)
互換表に記載されていませんが、
ジャンクションB:SM-JC41(内装タイプジャンクション)
エレクトリックケーブル:EW-SD50(必要本数6本)
これらで、E-TUBE PROJECT 電動アルテグラ シンクロシフト対応することができました。
電動アルテグラの変速設定(シンクロシフトおよびセミシンクロシフトを含む)は、AndoroidスマートフォンとiPadのアプリで設定を行っております。(PCでの接続は行っていません。)
ライドでの使用感ですが、シンクロシフトを使っている限り、フロント変速を行う(左手操作の)必要がないので、楽です。
ただ、これまで使ったST-6600のリアのシフトダウンは、右手の手のひら全体でレバー動かすような操作を行っていたので、シフトアップとダウンは、無意識に違う操作が出来ていました。
電動アルテグラだと、ダウンとアップは、それぞれボタンを押す必要があるので、ギアをアップしようとして、ダウンのボタンを押すことがしばしばあります。
慣れれば間違わなくなるでしょうね。
メリットとしては、シフター/スイッチは6台まで増設可能ということなので、スプリンタースイッチやSW-R600(リアシフトスイッチ)の設置が可能なので、上りの上ハンを握っているポジションでの変速が楽になるかもしれません。
SC-MT800(インフォメーションディスプレイユニット)を使用するメリットですが、現在のギアの位置がフロントおよびリアとも一目瞭然なことは、当然です。
それ以外に、シンクロシフトを使用していると、フロントギアを自動変速する直前のギアに変速させるとビープ音がなります。
この動画の参考にしてください。
ライド中止まる時に、次に走り出しやすいようリアのギアを下げますよね。
無段階変速で、ビープ音が鳴るまで下げておけば、次のスタートの漕ぎ出しにちょうど良いギアになります。(というかたまたま変速の設定がそうなっていました。)
ディスプレイをいちいち見なくても、ビープ音がなるまで変速させておけばよいので、僕はこれがとても便利だと感じています。
電動アルテグラというものは、メカニズムとしてとても面白いものですし、ライダーを楽に走らせようとする技術だと思います。
僕は思い切って、電動アルテグラにして正解だったと感じています。
ご覧になられた方の選択の参考になれば、幸いです。