梅雨の合間の土曜の午後。
奈良県 吉野の山間部(標高500mくらい)はあじさいが満開でした。
午前中は、雨の合間に実家の手伝い。
午後から、黒滝村から小南峠を越え、天川村へ行ってみよう。と思い描いていたプランを実行しました。
一つ目のトンネル「法者トンネル」
寺戸地区のトンネル
コケに覆われていますが、路面は悪くないです。
雨があがり、カラッとした天気になりました。
黒滝村診療所近くの河原
黒滝村川戸の交差点です。
自動車は国道309号線を使ってね、との案内があります。
河分神社(かわわけじんじゃ)
小南トンネルまで6.5kmの案内
家間の道路を通ります。
県道48号線です。
すぐ山道となります。
午前の雨で路面がぬれているので、立ち漕ぎすると、リアタイヤが滑ります。
微妙な力加減が必要です。
木々の間に砂防ダムが見えます。
金熊さんという神社を拝見したり、川床の赤に懐かしさを感じたりして、楽しく登ります。
奈良県土木事務所の施設
ここまでは、それほど急ではありません。
ここから本格的な上りですね。
砂防ダムの上にでます。完全に土砂に埋まっていますね。
河分神社あたりの標識が100だったので、2.5km進んだようです。
この標識は100mごとに設置されています。
小南峠の頂上の数字はいくつでしょうね。
松ケ茶屋跡。行者堂跡ともありますね。
しばらく前に通った、吉野大峰林道にも茶屋跡がありましたね。
スピード感のある写真が撮れました。
ですが、ぶれているだけで、速度は10km/h以下でひいこらと登っています。
雨上がりで気を抜くと、虻にまとわりつかれます。
景色が開けました。
奥に先月通った吉野大峰林道が見えています。
下に見えるのは、おそらく黒滝村の集落です。
黒滝村の土砂置き場付近。
Googleマップの空撮で振り返ってみると、通った道の把握が分り易いですね。
地図で眺めていたときと、実際に走ってみた、イメージのずれが大きいですね。
数をこなしてゆけば、そのギャップも小さくなるはず。
少し木々の様子が変わりました。
手入れがされている山ですね。
景色がさらに開け、遠くに町を眺めることができます。
下市町、大淀町のあたりでしょうか。
雲の流れが速いです。
そして、直ぐ小南トンネルに達しました。
県道48号線 下市洞川線の38番の標識だったように記憶しています。
38番を目指せば頂上ですね。
小南トンネルは、手掘り感満載です。
小南峠隧道は1901年(明治34年)に洞川の有志が1万円を掛けて開通させた[5]。工事は九州からきた穴掘りの坑夫たちがツルハシとノミを使い手掘りで貫通させたという。
100年以上前に掘られたトンネルは、とても静寂がありました。
中で立ち止まって写真を撮ったのですが、クリートが嵌らなくて、なかなか動けず、背筋がひやっとしました。
なお、霊感はありません。
天川村側の入り口です。
下ります。落石もあるので、注意します。
洞川キャンプ場
陀羅尼助丸で有名な、大峰山陀羅尼助製薬。
あまごがたくさんいました。
洞川温泉に到着です。
ここからは、天川村洞川周辺の散策です。
大峰山女人結界門
名水ごろごろ水
ここの水は飲んではいけない。と掲示されています。
すぐ下流に、ごろごろ水の組み場があります。
自動車でそこに入るには駐車料と水汲み代で500円。
自転車、徒歩だと無料です。
洞川温泉の宿
洞川温泉のキャラクターがいました。OZU-kun(おずくん)
洞川温泉から、みたらい渓をめざします。
途中の「みたらい遊歩道 観音峰休憩所」
河合の交差点から、みたらい渓谷へ。
レストランみたらいのそばの橋
さらに奥へ
このあたりで引き返します。
いずれは、国道309号線を通り、この先の行者還トンネルから川上村を通ってみようと思っています。
天川村 河合地区まで戻ってくると、人が集まっています。
覗いてみることにします。気軽に停めれるのは自転車の良いところですね。
ここに水分神社があることを知りませんでした。
土俵が作ってあり、泣き相撲が始まるようです。
みなさん、終始笑顔で素晴らしいですね。
僕の地元の八幡神社のお祭りも人手が足らなくなって大変ですが、今も続けています。
やめてしまうのは簡単なのですが、もう一度始めることはかなりの労力が必要ですね。
このお祭りもいつまでも続きますように。
新川合トンネル・新笠木トンネルを通り、実家へ帰宅しました。 おおよそ50kmのライドでしたが、のんびりと走ることができ楽しかったです。